2ケタ白星王手の逸ノ城 快進撃も「三賞」を知らなかった

公開日: 更新日:

 高校は鳥取城北に留学し、日常会話に不自由することはないが、そこはまだ来日4年目。担当記者が「きょうの勝因は何ですか?」と聞くと、「ショーイン?」。

 慌てた記者は「勝った理由のことです」と言い直し、意味まで教える。

 さらに「三賞も見えてきた」と聞かれると、冒頭のセリフ。すぐに記者らが「殊勲賞、敢闘賞、技能賞とあって」と説明するも、今度は「それって何番勝てばもらえるの?」ときたもんだ。

 入門1年未満のモンゴル人だけに、角界用語や常識もよくわからない。担当記者はそれらをひとつひとつ教えてくれるのだから、ありがたい存在だろう。

 いつかは相撲記者たちをうっとうしく思う時がくるかもしれないが、当分は嫌な顔せずにおしゃべりしていた方が良さそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  3. 3

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  4. 4

    回復しない日本人の海外旅行…出入国数はGWもふるわず、コロナ禍前の半分に

  5. 5

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  1. 6

    「リースバック」で騙される高齢者続出の深刻…家を追い出されるケースも

  2. 7

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  3. 8

    田中圭にくすぶり続ける「離婚危機」の噂…妻さくらの“監視下”で6月も舞台にドラマと主演が続くが

  4. 9

    千葉工大が近大を抑えて全国トップに 「志願者数増加」人気大学ランキング50

  5. 10

    三山凌輝活動休止への遅すぎた対応…SKY-HIがJYパークになれない理由