ぼったくり男爵バッハIOC会長の叙勲、来日をJOC“完全無視”のナゼ…東京五輪の批判再燃を恐れた?
ぼったくり男爵が叙勲? そう驚いた向きも多いのではないか。
今月9日、今年の春の叙勲で旭日大綬章を受章したIOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長(71)が皇居で行われた親授式に出席。その後、JOC(日本オリンピック委員会)を訪問して職員にスピーチを行い、夕方にはホテルオークラでの祝賀会で笑顔を振りまいた。
前日にはケガで長期療養中の山下泰裕JOC会長を見舞い、旧交を温めたことが各メディアで報じられたが、五輪問題をウオッチするスポーツライターの津田俊樹氏はある違和感を持った。
バッハ会長のそんな動静の詳細はおろか、今回の叙勲や来日したことすら、JOCの公式ホームページ(HP)に記載がなかったのだ。日刊ゲンダイはその理由を20日までにメールと電話でJOCに問い合わせていたが、担当者は「質問は確かに受け取っております。担当部署とも共有しており、然るべき回答をさせていただきますが、もう少し時間をいただければ」との返答。
■来日から12日経ってHPに掲載