プロ野球で外野手モテモテの謎…ソフトB入り近藤健介「7年50億円」筆頭に厚遇更改ズラリ!
楽天の島内宏明外野手(32)が先日の契約更改の席上、球団に対して4年契約3年目の来オフに契約を途中破棄し、FA宣言を認めるよう要求。更改後の記者会見では「モチベーションのところがでかい。金額とかだけではなく、違うユニホームを着てプレーしたいという気持ちが少なからず自分の中で出てきた」と発言し、物議を醸した。
複数年契約は成績の良し悪しにかかわらず、年俸を保証するもの。島内の要求は受け入れられるものではない。
とはいえ、ともすればゴーマンにも映る発言の根底には、外野手がモテモテという昨今のプロ野球の風潮があるのではないか。
今オフは日本ハムからFA宣言した近藤健介(29)がソフトバンクと7年50億円以上という破格の契約を結んだ。パの5球団による大争奪戦に発展したことで、条件が跳ね上がる形となった。
ホクホクなのは近藤だけではない。外野手はこのオフの契約更改で軒並み厚遇を得ている。
セ・リーグ連覇の立役者であるヤクルトの塩見泰隆(29)が4100万円増の8600万円、DeNAの安打製造機・佐野恵太(28)が6000万円増の1億7000万円でそれぞれサイン。巨人の立岡宗一郎(32)は、育成に降格したにもかかわらず、350万円増の2350万円で更改した。