日本ハム期待の新星は「令和の曲者」か…あの達川光男氏「昭和、平成の匂いを感じる」と大絶賛

公開日: 更新日:

 たしかに、右肘にボールが当たった瞬間、腰を引きながら右肘が前に出ているようにも見える。現役時代、「曲者」と称された達川氏は「避けないことはあっても、わざと当たりには行かないでしょう」と、こう言う。

「私はちょこっと手を出したりして、先輩投手に『ええ加減にせえ』と怒られたもんですけどね(笑)。投手が打席に立つセ・リーグで8番を打つことが多かったから、私が出塁すれば、9番で3アウトになっても、次の攻撃は1番からスタートできる。でも、打率3割以上をマークして中軸も打つ田宮に肘を出すメリットはない。むしろ選手生命に関わりますよ。一方、死球のリスクはあってもボールを怖がらず、ベース付近に立って踏み込んで打っている。捕手というポジションはボールを怖がらないことが大事。身を挺してでもチームに貢献しようとする姿に、昭和、平成の匂いを感じます」

 捕手らしい捕手が出てきた。(つづく)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  2. 2

    大リストラの日産自動車に社外取締役8人が「居座り」の仰天…責任問う大合唱が止まらない

  3. 3

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  4. 4

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  5. 5

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  1. 6

    三山凌輝活動休止への遅すぎた対応…SKY-HIがJYパークになれない理由

  2. 7

    所属先が突然の活動休止…体操金メダリストの兄と28年ロス五輪目指す弟が苦難を激白

  3. 8

    大阪万博は値下げ連発で赤字まっしぐら…今度は「駐車場料金」を割引、“後手後手対応”の根本原因とは

  4. 9

    芳根京子“1人勝ち”ムード…昭和新婚ラブコメ『めおと日和』大絶賛の裏に芸能界スキャンダル続きへのウンザリ感

  5. 10

    国民民主党・玉木代表は今もって家庭も職場も大炎上中…「離婚の危機」と文春砲