原英莉花が背水の覚悟…2025年の国内単年シード権を放棄、米国でのプレーに専念へ
覚悟の表れか。
昨季、メルセデスランキング24位の原英莉花(25=写真)が2025年の国内単年シード権を放棄したと、日本女子プロゴルフ協会が発表した。
原は今季、26年の米ツアー出場権を獲得するべく、米下部ツアーに参戦する意向を示している。が、米国を主戦場にするからといって、国内シード権を放棄する必要はない。ツアー関係者が言う。
「退路を断つというか、覚悟の表れであるのと同時に、国内ツアーのスポンサーへの配慮もあるのでしょう。人気者の原だけに、スポンサーとしては少しでも試合に出てもらいたい。一方の原としては、スポンサーに断りを入れるなど、気を使う必要が出てくる。国内シード権がなくても、昨年は米ツアーに参戦している渋野日向子が『北海道meijiカップ』にスポット参戦したように、主催者推薦で出場することは可能です」
国内で「エリカ様」を見られなくなるのは寂しい……という向きも少なくないだろうが、米国でのプレーに専念することで、悲願の米ツアー出場権を獲得することができるか。