内閣府はまるで“狼少年”…需給ギャップ「2025年度に解消」の見通しに経済界も失笑?

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官界通(以下=官) 4月からの2025年度に、日本のデフレの大きな原因になってきた需給ギャップが7年ぶりに解消され、政府はデフレ脱却宣言を出せるかもしれないという見通しが内閣府から出たが、経済界の反応はどうかね?

財界通(同=財) そうなってほしいとの思いは共通だが、そんな楽観論に失笑し、首をかしげる向きが多い。なかには「これまで何度も楽観的な見方をしては、修正を繰り返した。狼少年のようだ」「夏の参議院選へムードをよくするためか」と指摘する財界人もいる。

政界通(同=政) そうだろう。今年度の経済成長率だって当初は実質1.3%と見込んだのに、下方修正を重ねて0.4%まで下げた。内閣府はどういう計算をして、あんな数字を出してくるのかね。

 民間調査機関の予測を「慎重過ぎる」とけなすが、昭和の時代のような精度の高い予測ができる官庁エコノミストはもういない。

■政策不在もいいところ

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