渦中のフジテレビだけに“飛び火失速”も…? 月9「119」清野菜名が好演しても《自局の炎上がエマージェンシー》と皮肉る声
「前期の月9がまずまず好評だっただけに、清野さんには同情しますね」とドラマ制作会社幹部はため息をつく。清野菜名(30)の話である。13日にスタートしたフジテレビ系の連ドラ「119エマージェンシーコール」で“月9”初主演を果たしたが……。
初回の平均視聴率は世帯7.3%、個人4.3%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)で、前期の「嘘解きレトリック」の初回7.1%を上回っている。TVerのお気に入り登録数も55.9万(16日現在)で、バカリズム(49)脚本で話題の「ホットスポット」(日本テレビ系=日曜夜10時30分)超えと、悪くない。
「昨年放送の4本の月9と比べても、合格点と言える数字でしょうが、放送後のネット上の評価はいまいちパッとしません。清野さんが演じる消防局の新人指令管制員の聴覚が超人的に優れているという設定が『ボイス 110緊急指令室』(日テレ系=2019年)と似ていて、ドラマファンの間では《既視感がある》と不評なんですよねえ。ただ、清野さんのひたむきな演技とか、他のキャストの好演は高評価です」(テレビ誌ライター)