ドラマの撮影中は紙パンツを…俳優・橋爪淳さん大腸がんとの闘いを語る

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橋爪淳さん(俳優/64歳)=大腸がん

 家族や仲間から「いい加減に病院へ行け」って言われて、行ったらけっこう大変なことになったっていう話です。

「大腸がん」のステージ3で、切除手術を受けたのは昨年2月です。下血が始まったのは、その1年前ぐらいからでした。トイレに1日10回ぐらい行きますし、体重は徐々に落ちていくし、家族の中に大腸がんになった人間がいたので周囲も心配するし……。

 自分では「それならそれで寿命だから、このままでいいかな」って思ったりして。でも、それは手術に対する恐怖心がすごく強かったゆえの言い訳でした。

 一昨年11月ごろ、NHK大河ドラマ光る君へ」の撮影中には、血便が出てしまうので紙パンツを常用していました。だいぶ具合が悪く、みなさんに支えてもらいながらの撮影でした。しかも同じ時期、両腕の辺りが痛くなり、心臓がギュッと圧迫される症状も出始めたのです。

 大河の撮影が終わって、2月の初めにとうとう受診して内視鏡検査を受けてみると、一瞬で検査が終了しました。肛門すぐのところに5センチ大の腫瘍があって、内視鏡が入っていかなかったのです。

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