出版HOT NEWS
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文明崩壊後に役立つ!?究極のサバイバルブック
地球の文明が崩壊し、生き残った人類がサバイバルを始める……。SF映画ではよく見る設定だが、現実の世界でも異常気象や新型感染症の拡大、大地震に核戦争の危機など、地球を終末に導きかねない要因は数多く存在…
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ODAが鍵を握る世界遺産登録の舞台裏
1972年に「人類共通の遺産の保護・保全」という理念のもとで出発した世界遺産。しかし現在、多すぎる登録数や政治介入などにより、さまざまな問題も発生している。木曽功著「世界遺産ビジネス」(小学館 74…
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日本初のコンセプトアルバムはタイガース
昨今の日本の音楽業界を牛耳るのが、AKBにEXILEにジャニーズ。CDランキングをいつ見てもこの3組が上位を占め、もっと大人の歌はないのかとため息が漏れる。 そんな諸兄にお勧めしたいのが、馬…
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ペリリュー島を舞台に小林よしのりが描く戦争漫画
戦後70年の今年。終戦記念日の前後には、戦争を題材とした映画やドラマを見て、反戦への思いを強くした人も多いことだろう。ただし、これらの作品では主人公は皆、立派な青年で、愛する妻や子を思い、命をかけて…
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弾む談話は“気候ネタ”から入れ!
無駄話と思われがちな“雑談”のレベルを上げるだけで、仕事や人間関係の質が高まり、コミュニケーションの達人にもなれると説くのが、安田正著「超一流の雑談力」(文響社 1380円+税)。会話の実例を紹介し…
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メディアのウェブ化で政治の暴走が加速する!?
2014年、フランスでは全国紙リベラシオンが倒産を免れるため従業員の3分の1を解雇し、地方新聞社ニース・マタン社が会社更生法の適用を受けた。アメリカでは2007年以降に12の地方新聞社が廃刊し、もは…
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“同世代”がつづる戦争と平和への思い
北川直実編「若者から若者への手紙 1945←2015」(ころから 1800円+税)は、終戦当時若者だった15人の戦争体験者に対し、現代の若者15人が手紙で思いをつづるという試み。ともすれば昔話になり…
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全人類が集まってジャンプすると、大量の墓が必要になる!?
「すべての人間が1カ所に集まりジャンプしたらどうなるか」。そんなバカげた疑問に真剣に答えているのが、ランドール・マンロー著、吉田三知世訳「ホワット・イフ?」(早川書房 1500円+税)。ニューヨーク・…
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JRより高くて時間のかかる江ノ電が人気の理由
神奈川県の鎌倉-藤沢間を結ぶ、全区間わずか10キロの江ノ島電鉄(江ノ電)。全国のローカル鉄道が経営に苦しむ中、江ノ電は安定的に黒字を出し続け、年間乗客数1700万人を超える人気路線の地位を維持し続け…
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認知症で年間1万人が行方不明となる日本の異常
NHK取材班著「認知症・行方不明者1万人の衝撃」(幻冬舎 1600円+税)は、昨年放送されたNHKスペシャルの書籍化。どこの誰かも分からぬまま、行方知れずとなるか、あるいは命を落とす。そんな高齢者が…
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2045年には人工知能が人類を支配する!?
「ターミネーター」などのSF映画で、人類に牙をむく存在として描かれる人工知能(AI)。果たしてこれは、本当に映画の中だけの絵空事なのだろうか。 ジェイムズ・バラット著「人工知能 人類最悪にして…
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在留外国人との交流に必要な実践的な知識と知恵が満載
日本政府は今年3月、日本で働く外国人受け入れのためのさまざまな施策を閣議決定した。2014年度末時点で日本における在留外国人は212万人を超えており、今後ますます増加の傾向が予測されている。 …
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国民総記者時代の「炎上」のメカニズムを分析
かつて、情報発信はマスコミだけが果たせる社会的行為だった。しかし、SNSが使われるようになった現在、誰もが自由に、自分だけの判断で情報発信が行えるようになっている。その結果生じているのが、「炎上」だ…
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大阪のオバちゃんに学ぶ相づちの極意
虎模様の洋服に身を包み、濃すぎる化粧と大きすぎる声でぐいぐい押してくる強烈な個性。この世で大阪のオバちゃんほど恐ろしい生き物はいないだろう。しかし、そんな彼女たちを観察してみると、閉塞した日本を明る…
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サイバー空間での諜報活動が激化
アメリカを代表とする自由主義圏と、旧ソ連が率いた共産圏による冷戦が終結して、はや四半世紀。しかし、当時よりも徹底的に行われているのが「インテリジェンス(諜報活動、情報分析活動)」だ。しかもそれは、発…
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スマホやネットで個人情報が収集される!
125万件もの個人情報を流出させた日本年金機構の失態。ネット社会ではプライバシーの侵害が、たやすく起こることを思い知らされた。 ジュリア・アングウィン著、三浦和子訳「ドラグネット 監視網社会…
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安倍政権の待機児童解消政策で保育の現場崩壊が加速!?
近頃、保育所の騒音による建設反対運動などが報道されているが、保育の現場が抱える問題はこれだけではない。歪んだ保育行政によって保育士の労働環境が悪化し、保育の質の低下が顕著になっているのだ。 …
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“サムライの国ニッポン”の笑いは世界でも独特!?
あらゆる生物の中でも人間だけが持つ“笑う”という能力。その真理をさまざまな角度から追究するのが、ピーター・マグロウ、ジョエル・ワーナー著、柴田さとみ訳「世界“笑いのツボ”探し」(CCCメディアハウス…
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39カ国の家庭料理を自宅で再現。居ながらにして“食”の世界旅行
食文化を知ると、その土地の歴史や風俗も見えてくるもの。インターネットで膨大なデータを調べるよりも、名物料理を一品食べる方がその土地を身近に感じることができるだろう。 ミーナ・ホランド著、清水…
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カジノ合法化は日本経済も国民生活も蝕む!
2013年12月に国会に提出された“カジノ推進法案”。14年秋の臨時国会で成立確実とみられていたが、根強い反対世論が影響し、あえなく廃案となった。 しかし、同年の総選挙では自民党や維新の党が…