出版HOT NEWS
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震度6以上ではガスの火を消せはNG?
防災グッズの準備など、震災後を生き延びるための対策を講じることは非常に重要だ。しかし、震災に直面した人の生死を分けるのは、その瞬間の判断と行動だ。 仲西宏之、佐藤和彦著「震度7の生存確率」(…
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あなたの行動すべてが国や企業に把握されている!
ブルース・シュナイアー著、池村千秋訳「超監視社会」(草思社 2000円+税)では、生活のすべてがネットにつながれる現代において、私たちの個人情報が筒抜けとなっている実態を暴露。コンピューターセキュリ…
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人間を商品として取引する誘拐ビジネスの実態
「これは恐ろしい本です。掛け替えのない生命を持った人間が、単なる商品として取引される実態を克明に描いているからです」 中東取材の経験が長い池上彰氏がそう断言するのが、ロレッタ・ナポリオーニ著、…
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夫より10年長く生きる妻のための相続対策
日本における男女の平均寿命差や夫婦の年齢差を考えると、夫が亡くなった後の妻には10年程度の人生が残ることになる。すると問題になってくるのが、妻の生活資金の確保。相続の進め方を一歩間違えると、困窮させ…
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結婚を望むなら不利を認めて目線を下げよ
今どき、結婚をするもしないも本人の自由。家庭に縛られない人生だって悪くない。しかし、人生80年の時代、40歳まではイケイケで過ごせても、折り返し後の40年、ひとりで生きて行くことに不安はないだろうか…
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年収200万円以下の男性が住みたい街ナンバーワンは秋葉原
住みたい街ナンバーワンとして頻繁に紹介される吉祥寺。しかし、その人の価値観やニーズなどによって、住みやすさは大きく変わってくる。一般的なランキングをうのみにして引っ越し先を決めてしまうと、居心地の悪…
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マイルス・デイビスは“鬼上司”でハンクは“営業マン”
趣味を尋ねられたとき、「ちょっとジャズを聴くぐらいかな……」なんて言えたら知的でオシャレな人と思われること間違いない。しかし、ジャズという音楽はなかなかハードルが高い。19世紀末にアメリカで誕生し、…
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「富める親」と「持たざる子供」の格差が家族を崩壊
不況が続く現代日本の家族問題を明らかにする、信田さよ子著「家族のゆくえは金しだい」(春秋社 1700円+税)。身も蓋もないタイトルだが、家族の維持には金が必要という単純な話ではなく、“富める親と持た…
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UFOにキングコング…大御所作家たちの“ヘンな本”
古書の魅力は、青春時代に読んだ懐かしい作品に出合えたり、表紙や活字のフォントから時代を感じることができるなど、さまざまある。そしてもうひとつ、大御所作家たちが若かりし頃に描いた、“ヘンな本”を発見で…
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航空会社の安全性ランキングは信用できない!
ビジネスマンを対象とした雑誌では、毎年のように航空会社のランキングが特集される。機内食の豪華さやCAの接客内容などによる顧客満足度ランキングは、航空会社を選ぶためのひとつの目安だ。 しかし、…
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なんと、50代の2人に1人は1年以上セックスにご無沙汰
「1位はギリシャで年間164回、最下位は日本で年間48回」。これが何のデータかお分かりだろうか。答えは、イギリスのコンドームメーカー、デュレックス社が世界26カ国を対象に調査して明らかになった、セック…
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3K業種を「優良企業」に変えた産廃会社の女社長
その工場は、ホタルの生息する美しい里山に囲まれ、小学生の社会科見学の聖地となっている。いったい何の工場かといえば、何と産廃会社のリサイクル施設。キツイ、汚い、危険という3K業種の筆頭のイメージだが、…
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日本の漫画の「間、引き、瞳の炎」が、世界を魅了
世界で躍進する日本の「漫画」。漫画がきっかけで日本に興味を持ち、観光や留学で来日する外国人も増えている。いったいなぜ、日本の漫画が世界で愛されるのか。志波秀宇著「まんが★漫画★MANGA」(三一書房…
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メディアの「選別」と「威圧」を強める安倍政権
戦後の日本では言論の自由が保障されているが、メディアが時の権力にひるみ、真実を歪める報道を行ってきた事例も数多く存在する。上出義樹著「報道の自己規制 メディアを蝕む不都合な真実」(リベルタ出版 20…
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がん検診でむしろ早死にする!?
芸能人のがんが報道されると、翌日からがん検診の受診者が増加するという。「がん検診で早期がんを見つけてもらった」、あるいは「もっと早くがん検診を受けていれば……」などと聞くと、がん検診は命を救うものと…
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世紀のスキャンダル「パナマ文書」リークの全貌
税金を納めたくない富裕層が、自国に納めるべき税金を国境を越えさせることでまんまと逃れ、莫大な資産を形成する。バスティアン・オーバーマイヤー、フレデリック・オーバーマイヤー著「パナマ文書」(姫田多佳子…
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夫婦の「共有名義」の不動産に意外な落とし穴
離婚の話し合いで協議される内容は、浮気などの有責事項があった場合は慰謝料、子供がいる場合は親権や養育費が争点になることが多く、不動産問題は後回しにされがち。しかしもっともトラブルの種となり、対処法を…
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建前と実態が乖離する監査役というポストの真実
監査役といえばサラリーマンにとっての“あがりポスト”。取締役および会計参与の職務を監査する役割を担うとはいうものの、実際には何ら責任を果たさずに報酬を得ているとして、「閑散役」などとヤユされることも…
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アメリカ大統領選を巡る「スクープ偽証疑惑」の真相
現在公開中のアメリカ映画「ニュースの真相」は、2004年当時、ブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑をスクープしたニュース番組に偽証の疑いがかけられ、「21世紀最大のメディア不祥事」と呼ばれた事件の真相を描い…
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トヨタ打倒は夢と散った VW排ガス不正の真実
昨年9月に発覚した、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)による排ガス不正問題。同社と世界の自動車市場で1、2位を争うトヨタを有する日本にとっても、大きな衝撃だった。熊谷徹著「偽りの帝国」(文藝春秋 1…