新書あらかると
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「がちナショナリズム」香山リカ著
14年前、ワールドカップ日韓大会で愛国に目覚めた日本の若者たちを観察し、「ぷちナショナリズム症候群」と名付けた著者は、その著作で「ニッポンが瞬く間にラジカルなナショナリズムの国に転じていく可能性も否…
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「人生という作文」下重暁子著
日記やブログから、手紙、エッセー、旅行記に至るまで、書くという行為は「自分自身を見つけること」と説く著者による生き方エッセー。 自身を見つけるとはどういうことか。「あじさい」をテーマにある男…
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「居酒屋の戦後史」橋本健二著
どんな酒を、どんなときに、どんな場所で飲んでいたのか。そんな酒文化の歩みから戦後社会の変遷を読み解いたテキスト。 戦時中、物資不足で飲食店の開店休業状態が続く中、庶民たちは焼け野原で営業する…
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「さらばアホノミクス危機の真相」浜矩子著
安倍政権の経済政策や混迷する世界経済をテーマに論じる経済コラム。「アベノミクスは安全保障政策と表裏一体」と語った首相のスピーチを俎上に、「強い国」を構築するために強い経済基盤を作るのが目的のアベノミ…
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「大地の五億年」藤井一至著
土と生物の5億年にも及ぶ歩みを追ったサイエンス・ノンフィクション。 土は植物が存在する地球のみにある。5億年前、藻類を先祖に持つコケが長い進化の末に陸に上がることに成功。コケと、カビと藻類が…
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「多重債務者の裏ワザ復活術」鳥巣正樹著
住宅ローン・借金に苦しむ人々の相談にのってきた著者による債務整理のノウハウ・テキスト。 自己破産をしてしまえば、借金を返す必要はなくなる。これは国がすべての人に認めている権利なのだから、借金…
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「水中考古学」井上たかひこ著
水中考古学とは、海底などに眠る遺跡や沈没船を発掘、保存、調査する研究分野。日本での第一人者が、自ら携わった調査を紹介しながら、その歴史と日本の現状、そして課題を論じた未知の世界への招待状。 …
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「死はこわくない」立花隆著
がんと心臓の手術を体験し、近年は老いの進行を強く感じるという“知の巨人”が死について語る。 中学生のとき、毎朝挨拶を交わしていた隣家のお婆さんの臨終に立ち会ったのを機に、死を意識し始めたとい…
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「格差社会で金持ちこそが滅びる」ルディー和子著
マーケティング評論家が、各国のビジネス社会との比較から論じた日本人論。 終身雇用や年功序列など、日本企業特有の制度といわれていたビジネス上の慣習が、実はすべて先進国でも同じように存在すること…
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「戦国武将の実力」小和田哲男著
1000人以上もいるという戦国武将から選りすぐった111人の履歴と業績を紹介、その実力を評価する武将名鑑。 守護大名・今川氏の一食客の身から、一代で伊豆・相模2カ国の戦国大名にのし上がった北…
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「房総の列車が停まった日」西村京太郎著
十津川は、東京郊外の空き別荘で起きた殺人事件の捜査に着手。現場の床には将棋盤のマス目のように白い線が書き込まれていた。犯人は人間将棋で被害者を追い詰め、爆死させたようだ。やがて、現場に残されていた将…
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「おいしいワインの選び方」杉山明日香著
ワインと料理を合わせることをフランス語で「マリアージュ(結婚)」と呼ぶように、両者はお互いの相性によって、魅力を高め合う一方で、その逆にもする。本書は、家庭の献立に合う定番ワインを紹介するガイドブッ…
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「スター・ウォーズ論」河原一久著
最新作「フォースの覚醒」が話題のスター・ウォーズ。1977年の公開(日本公開は翌年)以来、世界中のファンを熱狂させてきた同シリーズの魅力を考察した映画本。 そもそも第1作「スター・ウォーズ」…
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「自分を責めずにはいられない人」片田珠美著
「自分はダメ人間」「私がもっとちゃんとしていれば……」と思うことは誰にでもある。同じような失敗や困難にぶつかって、早く立ち直る人もいれば、いつまでも引きずって、自身を傷つけてしまう人もいる。 …
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「必ず書ける『3つが基本』の文章術」近藤勝重著
職場の企画書やリポートなどのビジネスから、学校の作文・論文、ブログまで、あらゆる分野で活用できる文章術を伝授してくれるテキスト。 文章は「何を書くか」「どう書くか」「どう構成するか」の3つが…
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「よさこい魂 踊れば夢は叶う」扇谷ちさと著
地元高知の「よさこい鳴子踊り」を国内各地から海外へと広めてきた著者がつづる半生記。 親の離婚を機に荒れ、不良少女になった著者は、中学卒業後、看護師見習に。そんな中、友人の付き添いで通い始めた…
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「ふるさとを元気にする仕事」山崎亮著
若者向けに「コミュニティーデザイン」という仕事の実際を紹介する職業ガイドブック。 コミュニティーデザインとは、人と人がつながる仕組みを地元の人と一緒に考え作り、地域を豊かにしていく仕事。地方…
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「追いかけるな大人の流儀5」伊集院静著
「大人の正しい生き方」を説く人気エッセーシリーズ最新刊。 望み、願いといった類いのものを、必要以上に追いかけたりすると、不満、不幸を招くことがあると、今回は「追いかけるな」をテーマにつづる。病…
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「妻に隠しごとがあるオーナー社長の相続対策」佐野明彦著
隠しごとによって、死後に悲劇を招かぬための相続手引書。 隠しごとの中でも影響が大きいのが女性問題。愛人などの存在が明らかになれば遺族にダメージとなるだけでなく、お小遣いのための隠し口座や愛人…
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「少女犯罪」家田荘子著
女子少年院・榛名女子学園で自身の犯した罪と向き合う少女たちを取材した渾身のルポルタージュ。 笑顔が魅力的な少女・真由美は、16歳年上の恋人に金をせびられ、バイト先で従業員の財布を盗んだ窃盗の…