芸能界クロスロード
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安部憲幸に古舘伊知郎、杉本清も…かつてスポーツ中継は「アナウンサーの花形」だった
オリックスが優勝した日本シリーズ。シーズン中はBSだった民放の野球中継も、地上波で中継されていた。試合は盛り上がったが、実況アナウンサーに物足りなさを感じた。 実況は無難にこなすが、解説者と…
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玉川徹氏の騒動に思う ワイドショー司会者とコメンテーターの関係はドラマの主役と脇役に似ている
注目されていたテレビ朝日の玉川徹氏は番組を降りることも、会社を辞めることもなく「羽鳥慎一モーニングショー」に残留。コメンテーター席からは外れるが、ディレクターとして現場を取材。自身の取材したものだけ…
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芸能人に「福岡県出身」なぜ多い? 今田美桜と橋本環奈は地元事務所に所属
芸能界で活躍する人の出身地は今や全国に及ぶが、昔から変わらぬ出身者の多さで他を圧倒しているのが福岡県だ。 故・高倉健さんを筆頭にタモリ、井上陽水、郷ひろみ、松田聖子。遅咲きだが吉田羊も久留米…
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テレ朝・玉川徹氏の“電通発言”で改めて考える ワイドショー「煽る」報道手法の問題点
「羽鳥慎一モーニングショー」のレギュラーコメンテーター・玉川徹氏が先月28日の放送で菅義偉前首相の弔辞に触れ、「電通が入っている」「テレビ局演出もある」と発言。翌日、「事実ではなかった」と謝罪したが、…
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ホラン千秋と新井恵理那は局アナ試験“全落ち”…タレント→キャスター“逆パターン”の強み
女子アナは新人時代よりキャリアを10年ぐらい積んだ30歳を過ぎた頃のほうがスキルもアップして安定感も出る。プロ野球の中心選手に30代が多いのと似ているが、野球選手は年齢を重ねると力も落ちる。 …
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「ポツンと一軒家」のような視聴者参加形バラエティー番組を支えるのは“人間への興味”だ
一口にバラエティー番組といってもさまざまな形がある。代表的なものが明石家さんまや松本人志を司会にひな壇を芸人やタレントが占め、おしゃべりで構成される形式。すっかり定着した食リポ番組、最近はクイズや俳…
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芸能界で次に到来するブームは「セレブ」か…デヴィ夫人が快進撃、萬田久子にも風格が
芸能界から風俗まで男性諸氏を夢中にさせた「熟女」ブームもすでに落ち着いた感がある。食の分野でも雨後のタケノコのように増えた「唐揚げ専門店」も陰りが出てきている。ひとつのブームが去れば次のブームが来る…
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朝ドラ「ちむどんどん」視聴者をイラ立たせてるのは、“偶然”の大安売りのような展開だ
朝ドラ「ちむどんどん」を巡りネットが騒がしい。本来の朝ドラは物語の展開や出演俳優の話が主だったが、今回はハッシュタグ付きの「ちむどんどん反省会」まで出現。ストーリーや登場人物に対する非難が絶えること…
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香川照之はなぜ銀座で足を踏み外したのか…スポンサー筋の“配慮”でエスカレート?
香川照之が起こした銀座クラブ内での強制わいせつ行為。3年前の話で、昨年には示談が成立していたこともあり、香川は謝罪。早朝の情報番組を降板して幕引きを狙ったのだろうが、甘くはなかった。週刊新潮は第2弾…
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香川照之“性加害報道”の大ダメージ…昭和のスターは夜の街でも好感度を上げたものだった
「女遊びは芸の肥やし」はもともと、歌舞伎の世界で生まれた言葉といわれている。実際、歌舞伎役者の女遊びは昔から珍しくない。祇園の芸妓(げいぎ)との火遊びもあれば、どっぷり不倫に溺れた役者もいた。 …
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平手友梨奈や川栄李奈が活躍 「アイドル出身女優」は甲子園球児→プロ野球に似ている
夏ドラマの低調ぶりが喧伝されている。録画や見逃し配信で見る人も増え、一概に視聴率だけで人気は語れないが、回を重ねるごとに数字が落ちるドラマも目立つ。要因についてはさまざまな指摘もあるが、本来の連ドラ…
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鈴木保奈美、飯島直子、小倉優子…“バツ2美女”たちの復活劇に期待
昨年7月に石橋貴明と離婚してバツ2になった鈴木保奈美(56)。家庭の縛りがなくなり、吹っ切れたように女優活動を活発化している。1991年、織田裕二と共演の「東京ラブストーリー」は放送日になると、「夜…
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TKO木本武宏が会見を渋るのは「誤拡散」警戒か? 中堅芸人ならではの“フトコロ事情”も影響
お笑いコンビTKOの木本武宏の投資トラブルは、視点を変えると別なものが見えてくる。 芸能人のニュースの大半を占めるのは、結婚・離婚・不倫を巡る「男と女の話」、次に関心の高いのが金銭にまつわる…
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故・島田陽子さんは不器用な人だった…「国際派女優」として唯一無二の存在に
女優の世界には「清純派」「演技派」「実力派」「正統派」などいくつかの肩書がある。亡くなった島田陽子(享年69)は児童劇団を経て17歳で女優デビュー。「続・氷点」で注目され「清純派女優」と呼ばれた。 …
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広瀬すずと山崎賢人も…恋愛ドラマ不調でも若手俳優同士の交際や結婚は歓迎される時代
7月期のドラマが出揃った。飛び抜けた高視聴率を上げているドラマはないが、逆に初回から低視聴率で話題になっているのが“Hey!Say!JUMP”中島裕翔主演の「純愛ディソナンス」(フジテレビ系)。初回…
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7.14「ゴゴスマ」の統一教会報道はいただけない ラテ版のタイトルはまるで“おとり広告”
安倍晋三元総理を暗殺した山上徹也容疑者が犯行に至ったなかで浮上したのが旧統一教会の存在。 かつて霊感商法など社会的な問題のあった教会だけに、メディアもあらためて教会の実態を紹介した。桜田淳子…
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吉田拓郎(76)はすべての活動に終止符…歌手の引退決断は「運転免許返納」くらい難しい
「80歳になる来年5月で歌手引退」を宣言している橋幸夫。加山雄三(85)や吉田拓郎(76)は今年、相次いで引退を発表した。加山は年内でコンサート活動から引退。吉田はすべての活動に終止符。7月21日の「…
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寺脇康文の「相棒」復活起用が教えてくれること ドラマ作りとは「温故知新」なのだ
「相棒」の5代目は、初代を務めた寺脇康文に決定した。秋の放送時には杉下右京・水谷豊は70歳。亀山薫・寺脇は60歳。古希と還暦コンビの相棒となる。なにやら縁起がよさそうだ。 昨年11月、反町隆史…
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桑子真帆がNHKから独立なら争奪戦だが…多様化する女子アナの“その後”
小宮悦子・田丸美寿々・安藤優子・長野智子らが民放各局の“ニュース番組の顔”として活躍していた昭和の頃。女性の社会進出の象徴的な存在がキャスターだった。「知的美女」といわれ、彼女たち見たさにチャンネル…
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ドラマ界の綾瀬はるか、映画界の長澤まさみ 若手女優のツートップとしてリードする存在に
月9「元彼の遺言状」は思いのほか視聴率は伸びなかったが、トップ女優を張るだけの存在感を示した綾瀬はるか(37)。 映画界ではヒット中の「シン・ウルトラマン」で巨大化も話題になった長澤まさみ(…