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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

武田真一アナはNHKの「堅い鎧」を脱いでどうハジケる? 同局には“独立画策”アナが続々

公開日: 更新日:

 民放の男性局アナが退局後、フリーとならずに他業種に向かう人が増える一方で、「NHKの局アナ」の肩書は、やはり金看板。民放は三顧の礼をもって迎えるかのようだ。NHKの武田真一アナ(55)が2月末に退局。フリーとなり4月から日本テレビ系の朝の情報番組「DayDay.」のMCを務める。

「NHK東京局でメインを務めたアナウンサーは全国津々浦々、名前も顔も知られている。お堅いNHKから民放に移りどんなはじけ方をするのか視聴者にとって関心も高い。有働(由美子)が日テレで人気が出たように、武田も可能性を秘めている」(テレビ関係者)

 日テレが打倒、「羽鳥慎一モーニングショー」に向け先に発表したのは南海キャンディーズの山里亮太だった。クセもなく好感度は高いが、吉本芸人らしい毒もない。羽鳥に立ち向かうには弱い印象もあった。後出しジャンケンのように出した切り札が武田だった。山里とのコンビは興味深い一面もあるが、結局、番組の顔になるのは武田だろう。活舌の良さにNHK時代から聞きやすさはピカイチだった。硬軟こなせる器用さもあり、NHKの堅い鎧を脱いだ武田がどんなはじけ方をするのか注目される。

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