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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

大久保佳代子ら躍動する「上田と女が吠える夜」はGP帯進出…“女性主役”のトークバラエティー人気のワケ

公開日: 更新日:

 女性の社会進出が言われて久しい。テレビ界でもドラマでは主演を務める女優が当たり前にいる。これがバラエティーとなると司会の大半は男性タレントだ。女性はまだひな壇が多い。

 女性の司会者といえば、黒柳徹子は別格として、西の上沼恵美子・東の和田アキ子が目立つ程度。そんな中、異色の女性トーク番組もある。まずは松居直美・森尾由美磯野貴理子の50代のタレント3人が視聴者からのお便りに応えるトークバラエティー「はやく起きた朝は…」(フジテレビ系)。日曜の朝6時半からと、ラジオ体操並みの早朝からの放送。見る前に起きている人の方が少ない時間帯だが、18年の長寿を誇る。

 他にも、TBS系「ドーナツトーク」は水野美紀ヒコロヒーとフリーアナの鷲見玲奈らによる“日曜よる ココロ丸くなる”ように共感・発見を届ける番組だ。

 昨年4月からは指原莉乃いとうあさこらの「トークィーンズ」(フジ系)も始まった。毎回、男性タレントをゲストに迎えて根掘り葉掘り聞く。こちらも放送は23時から。女性中心の番組は早朝か深夜と、番組界の「すみっコぐらし」のようだが、果敢にゴールデンタイムに挑戦したのが昨年4月から始まった「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系)。しかし厳密に言えば、くりぃむしちゅー上田晋也だが、話のメインはレギュラーの大久保佳代子らを中心に毎回、さまざまなジャンルから女性ゲストを迎えてトークを展開する。

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