世界ゴルフ新潮流
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日本の女子プロはやはり「井の中の蛙」か…全英女子OPのリンクスに誰も歯が立たず
今年の女子メジャー最終戦「全英女子オープン」は、スコットランドのカーヌスティGLで行われた。日本ツアーからは4選手(米女子ツアー資格の畑岡奈紗、笹生優花とアマ梶谷翼の日本人選手を除く)が出場し、青木…
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松山英樹と畑岡奈紗は「金」射程内! 東京五輪は低迷する日本ゴルフ界に波を起こすか
ファン注目の東京五輪ゴルフ競技が始まった。 男子ゴルフは、7月29日から8月1日まで行われ、女子ゴルフが8月4日から同7日までの日程だ。 【写真】この記事の関連写真を見る(16枚) …
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JGTO初代会長の公約「世界に通用する舞台の選定」はいったいどうなった?
日本ゴルフツアー機構(JGTO)は1999年に日本プロゴルフ協会(JPGA)からツアー部門だけが分離・独立して発足した。その際、初代会長に就任した島田幸作プロ(故人)は、「世界に通用する舞台(コース…
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日本男子ツアーはなぜ54ホールで競技成立させてしまうのか
酷な言い方だが、「茶番劇」が続いたらファンから見放される――。そんな危惧を覚えたのが男子ツアーである。 世界中のゴルフツアーが年初から熱戦を繰り広げている一方で、国内男子ツアーは4月半ばにな…
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低レベルな選手育成 松山マスターズVに浮かれている場合か
日本人の制覇は夢かと思われていた「マスターズ」に松山英樹(29)が優勝して、日本中が歓喜の渦にのみ込まれている。これで「第2の松山誕生の道筋がつくれた」「日本に再びゴルフブームが訪れる」「低迷する男…
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日本ゴルフ界のトップにビジネスセンスはあるのか?
今年1月に米女子ツアー(LPGA)のマイク・ワン会長が突然辞任。その1カ月後の2月17日に全米ゴルフ協会(USGA)の新CEO(最高経営責任者)に就任するとの発表があり、世界中のゴルフ関係者を驚かせ…
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日本ゴルフ界にもはびこる「ジェンダーギャップ」の数々
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、不適切発言によって世界中から非難され、辞任に追い込まれた。 これは、わが国で「ジェンダーギャップ」(男女格差)がよく理解されていない根深い問…
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日本ツアーの脆弱さコロナで露呈…スポンサーばかりを優先
新型コロナウイルスが国内で初めて感染確認されてから1年が経つが、拡大するばかりで一向に収束のメドが見えず、2度目の緊急事態宣言が年明けに発令された。スポーツイベントは開催にさまざまな制約を受けること…
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メジャー賞金をランキングに加えない狭量な日本女子ツアー
コロナ禍により6月から12月へと半年遅れの開催となった女子メジャー「全米女子オープン」では渋野日向子(22)が優勝争いの大活躍を見せた。悪天候で月曜日に順延となった最終日に渋野は単独首位スタート。昨…
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無観客を続行 日本ゴルフ界の問題は組織形態とファン不在
新型コロナウイルス感染予防のために、当初は無観客を続けていたさまざまなスポーツイベントも、「ファンの楽しみをこれ以上奪ってはいけない」と大幅な緩和に向けて動き出している。そんな中でプロゴルフ大会だけ…
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アマ河本力の大偉業達成をぶっ潰した JGAのルール認識不足
日本ゴルフ協会と公共放送NHKのお粗末極まりない出来事が起きた。 今月行われた日本オープン(千葉・紫CCすみれC)での“事件”であり、大会3日目に首位発進からプロと互角の上位争いを演じたアマ…
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日本人プロ「リスク&リウォード」の真理がわかっていない
初秋の9月に入って、無観客ではあるが、ようやく開催された男子ゴルフのフジサンケイクラシック(山梨県・富士桜CC)。次の大会は、40日も後の日本オープン(10月15~18日、千葉・紫CC)。コロナ禍の…
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米ツアーは懸命に大会開催 日本ゴルフ界は覚悟が足りない
日本ゴルフツアー機構(JGTO)や日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、選手と競技委員の派遣団体で、ゴルフ大会開催に何の権限も能力もないことが、コロナ禍で露呈されてしまった。 コロナは世界…
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苦境のゴルフツアーに救世主 ISPS半田会長が4大会開催発表
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国内ゴルフ大会は軒並み中止に追い込まれてツアープロが困窮している中、救世主が現れた。 この夏に急きょ4大会開催を発表したISPS(国際スポーツ振興協会・半…
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元日本ゴルフツアー機構副会長にJGTOの問題点を直撃
新型コロナウイルス感染拡大のためスポーツイベントは世界中で軒並み中止に追い込まれた。わが国のゴルフ大会も直撃した。女子ツアーは今週「アース・モンダミンカップ」が1試合だけ開催されている。だが男子ツア…
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主要ゴルフ団体のリスクマネジメント欠如 JGAの罪は大きい
主要ゴルフ5団体が、新型コロナウイルス対策に共通のガイドラインを20日に発表した。5団体とは、日本ゴルフ協会(JGA)、日本ゴルフツアー機構(JGTO)、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)、日本プ…
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コロナ禍で試合中止…プロゴルファーは今こそ情報発信を
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない。国民は不安に怯える一方だ。自粛要請で生活を楽しむ余裕はなくストレスがたまる一方だろう。こんな時こそファンあっての人気商売の出番だ。 サッカー…
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反対選手を無視 青木功会長3期目スタートで破滅に進むJGTO
日本男子ツアーはこの期に及んでもまだ危機感が希薄のようだ。 主だったツアープロ41人が「安心してプレーできない」と要求した3理事が解任されるのか、それとも青木功会長が腹心の3理事を守るのか、…
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レジェンド青木効果無し…男子ツアー人気回復へのイバラ道
日本の男女ツアープロ人気は一昔前と完全に立場が逆転した。 年間37試合の女子ツアーに比べ、男子ツアーは25試合しかなく、試合日程は相変わらず歯抜け状態が続く。 そんなジリ貧状態をなん…
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トラブル続出…調整能力欠くJGTOは男子ツアーを潰す気か
シンガポールでシーズンが開幕した2020年日本男子ツアーは、前年と同じ25試合で行われる。 2増2減と帳尻は合って、数字だけで見ると現状維持であり、可もなく不可もなしといった感じだ。 …