トラブル続出…調整能力欠くJGTOは男子ツアーを潰す気か
シンガポールでシーズンが開幕した2020年日本男子ツアーは、前年と同じ25試合で行われる。
2増2減と帳尻は合って、数字だけで見ると現状維持であり、可もなく不可もなしといった感じだ。
だが、新設大会を巡って日本ゴルフツアー機構(JGTO=青木功会長)の常識を疑う“不手際”があり、今現在も関係者の間で問題がくすぶっているのは知られていない。
■いまだに開催コース未定
その新設大会は10月29日開幕の「ザ・トップ」(賞金総額1億円、優勝2000万円)だ。なぜか開催コースが未定となっている。
「ザ・トップ」の主催者は愛知県名古屋市に本社を置く株式会社トップホールディングス(小田悟社長)。
2014年から6年連続で東海テレビ放送と「トップ杯東海クラシック」を共催した。
しかし小田社長が「冠スポンサーとして独立した大会にしたい」と熱望し、東海クラシックから独立して新たな大会を立ち上げた。そして本社と同じエリアにある名門の岐阜関CC(岐阜)での大会開催を計画した。