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友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

MLBの審判は訴訟が大好き アンパイア歴40年の“誤審王”は選手を名誉毀損で訴え

公開日: 更新日:

 訴訟大国アメリカではトンデモ訴訟がよく起きる。2016年には現役のヘルナンデス審判が「55歳になってもMLBが私をクルーチーフに昇格させないのはヒスパニック系である私への人種差別だ」としてMLBを告訴した。同審判はスポーツメディアが選手にアンケートを行うと「最もひどい審判」部門の1位になることが多い迷審判で、MLBが昇進させないのは、ひとえに判定がお粗末だからだ。

 しかし、プライドが人一倍高い彼はそれが不満で、人種差別という殺し文句を使って訴訟を起こせば、MLBを屈服させることができると読んで訴訟を起こしたのだ。

 今年3月に出た判決はMLB側に有利な内容だったが、ヘルナンデス審判の主張も一部認められた。彼は満足した様子で、今季もヒラ審判として観客にヤジられながら元気に職務をこなしている。

 一昨年7月には、もう一人の誤審王ウエスト審判が、メッツの元捕手ポール・ロデューカを名誉毀損で告訴する事件があった。同審判はアンパイア歴が40年を超す大ボス的存在。今季限りで引退後はMLBの殿堂入りする可能性が高くなっていた。

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