コロナ禍で10万ドル以上寄付 アストロズ5選手に真の思惑が
メジャーリーグには寄付文化がある。今回の新型コロナウイルス禍でも、すでに10人の選手が10万ドル(1080万円)以上の寄付や支援を表明している。
■医療やマイナーリーガー支援
寄付金額1位はアストロズのスター遊撃手コレアの50万ドル(5400万円)で、不足している先端医療機器の購入に充てられた。2位は昨年のサイ・ヤング賞投手バーランダーの29・4万ドル(3175万円)で、これも医療支援に充てられた。3位は小兵の大打者アルトゥーベの27万ドル(2916万円)で、感染者や失業者の家庭の子供に食事を6万食届けることに使われている。カブスのヘイワードが寄付した20万ドル(2160万円)、ブレーブスのフリーマンが寄付した12・5万ドル(1350万円)、アストロズのブレグマンが寄付した10万ドルも同じ目的で使われている。
4位はカージナルスの大投手ウェインライトの25万ドル(2700万円)で、これは公式戦開幕まで無給状態になる自軍のマイナー選手を金銭的に支援するのが目的だ。同様の目的でレンジャーズの秋信守が19万ドル(2052万円)、ロッキーズのD・マーフィーが10万ドルを支出すると表明している。