科学が証明!ストレス解消法
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他人の目を気にするのは杞憂 みんなはあなたを見ていない
自分の髪形や服装が変じゃないか気になる。あるいは、飲食店で誰かが自分のことを見ているのではないかとそわそわする。誰かの視線を意識してしまう──。そういった自意識過剰ともいえる「気にしすぎ」な一面を、…
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日常生活の思考における約12%が「自分自身に関する比較」
この連載でも簡単に触れた、米スタンフォード大学のフェスティンガーによる「社会的比較」という理論があります。人は正しく自己評価するために、誰かと比べたがるという理論ですが、フェスティンガーは、人が社会…
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「怒り」は相手のモチベーションを下げ本人の血圧を上昇させる
「褒め上手」という言葉があるように、人間は褒められると気分が良くなる生き物です。 たとえば、部下が期日までに資料を作成したとしましょう。その際に、「期日までに間に合ったな。ご苦労さま」と声をか…
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リモート会議するなら1対1。大勢での問題解決は対面で
リモートワークの浸透で、「案外、直接会わなくてもできることがあるんだ」と思う機会が増えました。その一方で、「これはリモートでは難しい」というケースも明らかになりつつあります。 私自身、リモー…
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口にするなら「プラスの言葉」 それがあなたを幸せに導く
私たちが思っている以上に、脳は自分の体に指令を与えていません。どちらかというと、脳はアシストをするための指令を出してくれる存在です。つまり、自分の言葉で「私はこういう人間だ」と言ってしまえば、脳は「…
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人が多ければ多いほど何かあった際の「見て見ぬふり」が増える
デジタル上でコミュニケーションをとることが珍しくない昨今。 読んでいるはずなのに返事がない「既読スルー」、そしてそもそも読みさえもしない「未読スルー」などは、誰もが一度は経験があると思います…
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常に最高の結果を求めるタイプも「手洗い」で後悔を洗い流せる
米スワースモア大学のシュワルツは、「結果に対する受け止め方」が2パターンあると提唱しています。 1つは、さまざまな選択がある中で、常に最高の結果を求める。こういった傾向がある人を「マキシマイ…
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「時間がない」という断り文句は「お金がない」の2倍ネガティブな印象
コロナ禍で、外に飲みに行く機会が減った人は多いのではないでしょうか。輪をかけて、若い世代が、上司との飲みの席、俗にいう「飲みニケーション」に関して、否定的な見解を示すといった風潮もあります。 …
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目覚めにポジティブな記憶を思い出す習慣でうつリスク軽減
過去の記憶を思い出す頻度が増えると、記憶障害を引き起こすタンパク質が脳にたまりやすくなることを、理化学研究所の木村らの研究(2007年)は指摘しています。 年を重ねると、脳の嗅内野(きゅうな…
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同僚の顔がはっきり見えるオープンオフィスは生産性を低下させる
働き方は、日本で働くビジネスパーソンにとって大きなテーマではないでしょうか。欧米のように有休取得率が高くないわが国は、職場の環境や、コロナ禍によって促進した在宅テレワーク環境に、自分の労働力が左右さ…
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朝型タイプは夜型タイプより脳の一部領域の活動が低下する
朝に体を動かすことはとても良い習慣です。仕事ができる人は、朝からジョギングやストレッチなど、何かしらの運動や習慣を持っている──皆さんの周りにもそういった方はいるのではないでしょうか? 実際…
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オープンで外交的な人同士の会話はより良いアイデアを生み出す
人間は完璧な生き物ではありません。完璧を目指そうとすると、あれこれと考えてしまい、目の前にあるやるべきことにも手が止まってしまいます。それに、抱えている不安や心配が杞憂で終わることもあるでしょう。 …
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相手に何かをしてもらいたければ親切の先手を…好意の返報性
人間関係において距離感を縮めるというのは、大きなテーマだと思われます。 心理学の世界には、相手の態度に対して自分も同様の態度で相手に返す「返報性」と呼ばれる概念があります。好意、敵意、譲歩、…
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運動しなくてもイメトレで筋肉は鍛えられる 大事なのは意識
ジムで体を動かすことは、さまざまなポジティブな効果をもたらします。 豪マッコーリー大学のオーテンとチェンは、運動不足の男女24人に2カ月、特に何もせずに生活を送ってもらい、そのあと、2カ月間…
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客観視が伸びしろになる 能力が低い人ほど自分を過大評価
「この仕事やっておいて」「だからダメなんだよ」など、上から目線でコミュニケーションを取る人がいます。そんな一言を受けた側はイライラが募るかもしれませんが、いちいち敏感になる必要はありません。 …
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動けないのは「決定回避の法則」と「現状維持の法則」のせい
選択肢が増えすぎると人は動けないと言われています。米コロンビア大学のシーナ・アイエンガー博士は、「選択の科学」という本の中でこんな事例を紹介しています。 スーパーでジャムを販売する際、試食の…
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スマホの“ムダ見”を回避するには離れた場所に置き場をつくる
ついついスマホを見てしまい、ダラダラしてやるべきことを後回しにしてしまう。そういった経験は誰にでもあると思います。 どうすれば、ダラダラとスマホを見ず、やるべきことに取り組めるでしょうか? …
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やる気を「出せる・出せない」は、好き嫌いより人から認められるかどうか
「ダイエットに取り組むんだったら、定期的にジムに行ったりしたらいいんじゃない?」 「ジムかぁ。でも、月々の会員費がもったいないから、もっとコスパ良くやせたいんだよね」 「だったら、ジョギン…
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ビジネス成功の法則「TTP=徹底的にパクれ」が正しい理由
ライデン大学のレントとエラスムス・ロッテルダム大学のソブリンの研究(2017年)によると、野心的な目標を設定するより、手頃な目標を設定した方がパフォーマンスが上がるそうです。目標の設定にはいろいろあ…
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男性の脳は女心が読み取れないように設計されている?
男性と女性では考え方が違う──なんてことが言われがちです。ジェンダーレスといった言葉もあるほどですから、今後は男女の差異を論じることもセンシティブな話題になるでしょう。 一方で、科学的に「男…