著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

挨拶するときは2秒以上相手の目を見る癖をつけよう 好意と深く関係

公開日: 更新日:

 アイコンタクトは、対人コミュニケーションを行う上で欠かすことができないアクションです。

 仕事上だけでなく、スポーツのシーンなどでもアイコンタクトは「目だけで意思を伝える」といった効果を持ちますし、意図的に視線をずらすことで相手の注意を引くなど人間の行動に大きな影響力を持っています。

 実は、アイコンタクトの時間割合は「女性×女性」がもっとも多く、「男性×男性」がもっとも少ないといわれています。女性の方が、目を見て話すことに抵抗がないからかもしれません。

 米オックスフォード大学のアーガイルらは「5種類の視線量を比較したとき、人の評価はどう変わるか」について研究(1975年)を行っています。

 実験では被験者に、異性と会話してもらいながら5つの異なる視線パターンを行うように指示しました。その視線とは、「相手の目を見る」「相手の目を見ない」「相手の目を見たままほほ笑む(直視)」「相手の目を見ながらほほ笑む」「相手の目を見たままほほ笑まない」の5パターンです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動