今あるのはあの人のおかげ
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渋谷天外に影響を与えた3人の芸達者 紳助の分析力に感嘆
デビュー40周年を迎えた松竹新喜劇代表の渋谷天外さん(62)。天才喜劇役者、故藤山寛美さんの下で修行を重ね、さらに東京で演技を磨いた。現在に至るまで大きな影響を受けたのがこの3人だ。 ◇ …
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師匠が「ネタ全部忘れてええ」 桂吉弥さん初稽古の衝撃
上方落語の実力派として、NHKの「生活笑百科」でお馴染みの桂吉弥さん(46)。神戸大学に入学し、落語研究会に入ったのが人生の転換点。足を向けて寝られないのは師匠の桂吉朝さん(故人)だ。 ■寄席…
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毎晩夢に…ムード歌謡5人組「純烈」と前川清の不思議な縁
歌って踊るムード歌謡のおじさんアイドル5人組「純烈」。平均年齢38歳、元戦隊ヒーロー出身の俳優らで構成され、平均身長183センチのイケメン揃い。世のオバサマを身もだえさせている、グループ結成の裏に―…
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アゴネタで悩んだ辻本茂雄 「カンペーイズムで恩返し」
土曜午後の「法律バラエティー 生活笑百科」(NHK)に相談員としてレギュラー出演している辻本茂雄さん(52)。昨年はNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」で無口で武骨な“へぇさん”役を熱演。多彩な魅…
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みうらじゅんが語る いとうせいこうとの“不思議な関係”
漫画家、文筆家、ミュージシャン、コレクター、サブカル評論家……。幅広い分野に肩書を持つみうらじゅんさん(59)。もっとも影響を受けたのが、小説家でマルチクリエーターのいとうせいこうさん(55)だ。 …
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大阪で活動していた丘みどり 徳光和夫の歌番組で上京決意
NHKの歌番組「うたコン」や「新・BS日本のうた」(NHKBSプレミアム)に出演機会が多い丘みどりさん(32)。華やかな今風美女が歌う、ガツンとコブシのきいた演歌が注目を集めている。丘さんの急浮上を…
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桑田佳祐が即興指導 高樹澪が振り返る“歌手デビュー”秘話
「ダンスはうまく踊れない」で80万枚超の大ヒットを放った女優の高樹澪さん(57)。デビューしたのは1981年公開の映画「モーニング・ムーンは粗雑に」だが、この作品が歌手への扉も開けてくれた。 …
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“どつき漫才”正司敏江さん 開花に名プロデューサーの尽力
夫婦どつき漫才の元祖「正司敏江・玲児」。玲児さんは7年前に亡くなったが、正司敏江さん(76)はピンで今も元気に舞台に立っている。コンビが大ブレークしたきっかけは? ◇ ◇ ◇ …
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故・藤山寛美に師事 曾我廼家八十吉が見た“ホンマの天才”
松竹新喜劇でデビューし、最近はNHK朝の連続テレビ小説をはじめ、ドラマでも活躍中の曾我廼家八十吉さん(60)。役者の基礎から厳しく、そして愛情を持って育ててくれたのが故・藤山寛美さん(享年60)だ。…
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新藤風監督が追いかける 映画に心血注いだ祖父・兼人の姿
初監督作品となった2000年公開の「LOVE/JUICE」でベルリン国際映画祭フォーラム部門新人作品賞など多数の賞を受賞し、一躍注目を浴びた新藤風監督(40)は故新藤兼人監督の孫だ。兼人監督の晩年、…
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若井みどりの吉本入りに一役 若井はんじ・けんじとの思い出
女性漫才コンビ「若井小づえ・みどり」でスタートして52年。最近は07年に加入した吉本新喜劇で活躍中の若井みどりさん(72)。ブレークまで20年かかった“遅咲き”だ。 ◇ ◇ ◇ …
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漫才師・今くるよが感激した故・天知茂氏からのオファー
漫才界を代表する女性コンビだった「今いくよ・くるよ」。いくよさんは昨年5月、病魔に倒れ他界したが、くるよさん(69)はピンでテレビや舞台で活躍中。下積み時代の恩人といえば……。 ■デビュー7年…
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女優の原点に 月船さららの迷い解いた天願大介監督の洗礼
96年宝塚歌劇団月組公演で初舞台。その後、宙組、月組で男役スターとして活躍した、元タカラジェンヌの月船さららさん(41)。05年の退団後は舞台や映画で活躍を続けているが、女優として大きく飛躍するきっ…
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安倍里葎子が感謝 “デュエットの女王”誕生に2人の巨匠
橋幸夫と歌った「今夜は離さない」をはじめ、数々のデュエット曲をヒットさせ、“デュエットの女王”として知られる安倍里葎子さん。デビューして46年。恩師はこのお二人! ◇ ◇ ◇ …
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普天間かおりが心動かされた 井上麻矢さんの沖縄への思い
シンガー・ソングライターとして2002年にメジャーデビュー。平和や命の大切さへの思いを込めた楽曲制作とライブで知られ、ボランティア活動にも熱心に取り組んでいる普天間かおりさん(43)。上演中の舞台「…
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毒舌路線に逡巡…春やすこの背中押したじゅん師匠の一言
「漫才界のピンク・レディー」と呼ばれ、毒舌漫才で大ブレークしたお笑いコンビ「春やすこ・けいこ」。82年に活動を休止後、春やすこさん(55)は女優、タレントとして活躍。最近は介護問題をテーマにした講師と…
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吉本新喜劇座長すっちー 芸人人生の節目に3人の先輩あり
大阪のオバちゃんをイメージした「すちこ」キャラで人気のすっちーさん(44)。コンビ漫才でデビューし、解散後は吉本新喜劇へ。座長に昇格して、はや3年――。 ◇ ◇ ◇ 「あの人のお…
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「御座船安宅丸」演出 森健太郎が語る浅利慶太からの薫陶
東京湾の遊覧船「御座船安宅丸」には外国人観光客や中高年が列をなしている。寛永9(1632)年に、時の将軍徳川家光が自らの御座船(殿様御召船)として建造させた豪華和船「安宅丸」を再現させた船。船内を盛…
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洗礼は鴻上尚史のダメ出し 筒井真理子さんの駆け出し時代
多くの才能が花開き、大行列をつくった80年代の小劇場ブーム。早大の演劇研究会から旗揚げし、一世を風靡した第三舞台の看板女優だったのが、筒井真理子さん(年齢非公開)だ。始まりは青学から早大に入り直して…
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不遇かこつ大木こだま励ましたカウス師匠30年前の“予言”
ベテラン漫才コンビ「大木こだま・ひびき」のボケ役、大木こだまさん(65)。「チッチキチー」「往生しまっせ」のギャグで今も人気だが、ブレーク前も今も、親身にアドバイスしてくれるのが、中田カウスさん(6…