「4週間でぐっすり眠れる本」岡島義著

公開日: 更新日:

 睡眠障害の専門医である著者が、不眠を解消するために開発された認知行動療法について分かりやすく解説。「寝床に入ると目が冴える」といった睡眠に関わる緊張感を修正しながら、「寝不足のため休日は何もやる気が起きない」などの不眠が続くことで癖になっている生活習慣も改善していく。

 この認知行動療法は、不眠患者の7~8割に効果が表れるという。まず行うのが、「睡眠ダイアリー」をつけること。寝床に入った時刻や、いよいよ眠ろうとして照明を消した時刻、目が覚めた回数や再び眠りにつくまでの時間などを1週間記録し、“眠りの質”を明らかにしていく。

 そして、「眠れないことで何が起こるのを恐れているか」を明確にしながら、4週間で眠れない原因を取り除いていく。

(さくら舎 1400円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方