柳原可奈子が3歳長女の脳性まひ公表 当事者や親たち《勇気もらった》と共感の声が続々

公開日: 更新日:

 脳性まひといっても、その重症度は様々で、寝たきりで全てにおいて介助が必要なケースから、少し歩行が不自由なケースまで様々。社会生活においても、脳性まひを患っていながら、仕事をしている人も多くいる。

「柳原さんのお子さんは写真で見る限りですが、バギーに乗っていらっしゃるので、歩行は難しいのかなと。重症度でいうと重度になりますが、それはあくまで医療の捉え方であって、重症度がどうであれ、当然、かけがえのない、かわいいお子さんであることに変わりはないと思います」(脳性麻痺児を持つ親が集まるNPO法人サードプレイス副理事の前川愛氏)

 重症度はどうであれ、脳性まひ、障害を持って生まれてきた我が子のことを公表するのは勇気がいったに違いない。

「柳原さんがインスタで公表された直後、同じ境遇の親御さんから連絡が回ってきて、この界隈では大きな話題になっていました。私たちとしては、本当に嬉しいばかりです。子どもの障害を公表するのは勇気がいりますし、しかも柳原さんは芸能人なので、お仕事上いろんな関係もあるでしょう。恐らく反対の声もあったんじゃないでしょうか。それでも、ご自身とお子さん、家族のことを思い公表されたことに、私たちは大変勇気づけられました」(前出の前川愛氏)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メッキ剥がれた石丸旋風…「女こども」発言に批判殺到!選挙中に実像を封印した大手メディアの罪

  2. 2

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  3. 3

    都知事選敗北の蓮舫氏が苦しい胸中を吐露 「水に落ちた犬は打て」とばかり叩くテレビ報道の醜悪

  4. 4

    東国原英夫氏は大絶賛から手のひら返し…石丸伸二氏"バッシング"を安芸高田市長時代からの支持者はどう見る?

  5. 5

    都知事選落選の蓮舫氏を「集団いじめ」…TVメディアの執拗なバッシングはいつまで続く

  1. 6

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  3. 8

    ソフトバンク「格差トレード」断行の真意 高卒ドラ3を放出、29歳育成選手を獲ったワケ

  4. 9

    “卓球の女王”石川佳純をどう育てたのか…父親の公久さん「怒ったことは一度もありません」

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方