著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

南ア大会の再現期待も 西野監督と岡田氏に2つの決定的違い

公開日: 更新日:

 ハリルホジッチ前監督(66)が率いる日本が負の連鎖に陥り始めたのは、17年9月にロシアW杯アジア最終予選が終わってからだった。10月に格下のニュージーランド、ハイチに苦戦し、11月の欧州遠征2連戦ではブラジル、ベルギー相手に歯が立たなかった。海外組が不在だったとはいえ、12月の東アジアE―1選手権ではライバルの韓国に1―4で屈した。

 10年2月の同大会で韓国に1―3で敗れたときも、批判が大いに高まった。

 当時、23歳の若手だった長友には、8年前の苦い記憶が鮮明に残っているようだ。

「8年前もだいぶ批判されてましたよね。W杯には事故も運もあるし、ギャンブルのように何とかなる部分もある。だけど何とかして早く壁を越えなきゃいけない」と彼は焦りをにじませた。

 事態を重く見た日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)は、4月にハリルホジッチ電撃解任という大ナタを振るい、西野朗監督を後釜に据えて立て直しを図った。しかし、現時点で成果は出ていない。

■驚くべき危機感のなさ

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる