著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

南ア大会の再現期待も 西野監督と岡田氏に2つの決定的違い

公開日: 更新日:

 日本時間9日のスイス戦が0―2の敗戦に終わり、西野朗監督(63)率いる日本代表に明るい兆しは見られない。2018年に入ってからの日本代表は1分け3敗――。ここで思い出されるのは、10年南アフリカW杯前の苦境である。当時の岡田武史ジャパンも同年4月のセルビア戦から4連敗。5月の韓国戦が完敗に終わった後には、岡田監督が進退伺を申し出る事態に発展した。しかし、大方の予想に反して日本代表は16強入りした。あれから8年。西野ジャパンにその再現は期待できるのか? 日本代表に帯同して現地取材を敢行中のサッカージャーナリスト・元川悦子氏による緊急コラムである。

 ◇  ◇  ◇

 3月のマリ戦後、ガラタサライの長友佑都(31)は「10年と状況がすごく似てると思う。早く抜け出したい」と神妙な面持ちで語っていた。

 そして現地8日のスイス戦後にも、当時の生き証人である長谷部誠(34=フランクフルト)が「南アの時と状況が似ていると思われるかもしれませんが、自分の中では何の保険にもならない」と語り危機感を募らせていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末