山下美夢有 史上最年少で2年連続女王の快挙に白い目…ゴルフ関係者も呆れる“マーク問題”
日刊ゲンダイが協会スタッフに取材すると、「グリーン上で山下のマーク(が問題になったこと)については聞いていますが、具体的な試合、内容についてはわかりません。現在はルーリングでは問題になっていません」という返答だったが、今春のベテランプロの怒りから疑惑が払拭されていないことがわかる。
最初に山下のマーク問題が明らかになったのは2年前の「ミヤギテレビ杯」最終日だ。同伴競技者のOとUがアテストで山下のルール違反を競技委員に訴えた。最初は「知らぬ存ぜぬ」の山下だったが、マーカーがスコアカードにサインしないと強硬だったため、渋々、ルール違反を認めたという。実際、最終日6番、18番で「誤所からのプレー」で計4罰打が科されている。
■「あんな疑惑行為をしなくても勝てるのに」
山下の問題行為はこうだ。フックラインのパットが残ると、ボールの左にマークしてピックアップ。リプレースする際はピンに対してボールを置くため規則14・2c違反になるわけだ。
山下の疑惑は、女子プロだけでなく、男子プロの間にも広がっており、今ではゴルフ界では有名な話だ。同世代の人気プロも「私が(山下のルール違反を)協会に談判してくる」と怒り、女子ツアー内部でも山下批判が高まっていた。