大谷は11戦連続出塁もフィラデルフィアでのアーチは来季にお預け…レッズ本拠地とともにいまだ一発なし
ドジャース・大谷翔平(30)が不得手とする球場でまた、結果を残せなかった。
日本時間7日の敵地フィラデルフィアのシチズンズバンクパークでのフィリーズ戦に「1番・DH」で出場し、4打数無安打1四球3三振だった。
大谷は先発左腕サンチェスに苦戦。低めのチェンジアップにバットが空を切るなど、五回まで3打席連続三振に倒れた。
この日、唯一の見せ場は七回の第4打席だった。4-6と2点を追う無死一塁で打席に立つと、救援右腕ロマノから四球を選んで出塁。開幕11試合連続出塁とすると、T・ヘルナンデスの右犠飛で同点のホームを踏んだ。この回、一気に3点を返して逆転したが、直後に救援投手が2点の勝ち越しを許した。これでチームは敵地での3連戦を1勝2敗とし、今季4カード目にして初の負け越しを喫した。
大谷にとって、今回のシチズンズバンクパークは鬼門だ。ここまで12試合で44打数11安打の打率.250ながら、レッズの本拠地シンシナティのグレートアメリカンボールパークとともにいまだ本塁打を放っていないのだ。