在籍5年でわずか3勝…ソフトBスチュワート・ジュニアが語る「ニッポンとカツカレー」
来日5年目の昨季、ソフトバンクのスチュワート・ジュニア(24)はようやくプロ初勝利を挙げた。米フロリダ州出身で、地元の高校を卒業後にメジャーのドラフト会議でブレーブスから1巡目指名されたが、右手首の異常が判明したことで契約金を減額され、入団合意に至らず。2019年5月に6年700万ドル(約7億7000万円=当時レート)でソフトバンクに入団した。
異例の逆輸入選手として話題をさらったものの、在籍5年間で25試合登板、3勝8敗、防御率4.01にとどまっている。
「(14試合で77回3分の1を投げた)昨年は実際に一流の選手と対戦して、一軍のバッターの攻め方など、とても学ぶことが多かったです。大型契約のプレッシャー? 球団とかチームからはプレッシャーを感じなかったけど、どちらかというと自分でプレッシャーをかけていました。19歳の時に初めて日本にきて、正直に言いますと、全て完璧にいっていれば2年くらい前から一軍で活躍できたかもしれない。いろいろとつらい思いはしましたが、振り返ってみると選手としても人間としても成長する必要が自分にはあったと思います。今になって生きていることもありますし、後悔というものは一切ないです。全てのことに必ず意味があると思っています」