元横綱・白鵬の「師匠代行」玉垣親方の素性と評判…異色の経歴、27歳で角界入りの元教師

公開日: 更新日:

 関連記事【相撲協会をブチギレさせた白鵬の姑息なメディア工作、イジメ黙認、変わらぬ傲慢ぶり】からつづく。

 ◇  ◇  ◇

 肩身が狭くなったとしても、自業自得である。

 弟子の暴力と隠蔽、側近による口止め工作がバレて、2階級降格処分と20%減俸3カ月の厳罰を食らった宮城野親方(38=元横綱白鵬)。理事会では「師匠としての素養や自覚が大きく欠如している」と喝破され、“師匠”を剥奪。3月場所は同じ伊勢ケ浜一門に所属する大島部屋付きの玉垣親方(59=元小結智乃花)が師匠代行として、宮城野部屋の力士の面倒を見るという。

 玉垣親方は1964年、熊本県生まれ。日大相撲部出身で、卒業後は高校で保健体育の教師を務めていたものの、175センチ、117キロの自身より小兵の舞の海(171センチ、96.5キロ)の活躍に触発され、27歳で立浪部屋に入門。異色の経歴ながら、技能賞2回の業師として人気を博した。

「部屋持ちの経験はないが、元々教師だったからか教え方は丁寧と評判です。以前話した時は、『若い子がどんどん入ってきているが、全員が出世できるわけではない。角界を去っていく子たちのためにも、社会に出て通用するような人間教育をするのが自分の役目』と話していた」(角界OB)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動