元横綱白鵬「5月場所後に電撃退職」報道の真偽…別の格闘技設立プランまで浮上の仰天
情報が錯綜している。
去る21日、ウェブニュースサイトの「現代ビジネス」が「宮城野親方が5月場所後に『電撃退職』か…すでにタニマチへの挨拶を済ませていた!」という記事を配信。元横綱白鵬の宮城野親方(40)の知人の話として、「周囲は諫めたが、タニマチにも相撲協会を退職することは報告済み。一部のタニマチからは『退職後も応援する』と言われた」という趣旨の記事だ。
白鵬が師匠を務めていた宮城野部屋は、昨年3月に閉鎖。当時現役だった北青鵬が後輩力士に暴力を振るい、白鵬はそれを知りながら協会に報告せず、さらに協会の調査を妨害したとして無期限の閉鎖処分となった。白鵬以下、所属力士や親方は同じ一門の伊勢ケ浜部屋に移籍し、現在も処分は解除されていない。
そもそも、白鵬を巡る騒動は「週刊文春」と「週刊新潮」が揃って、5月場所後に協会を退職する意向があると報じたことがきっかけだ。
文春は4月10日発売号で独占スクープとして、「白鵬が退職の意向」という記事を掲載。「部屋閉鎖からちょうど1年後に行われた3月の理事会でも再興の話は出ず、協会を見限った」という内容だった。同日に発売された新潮も「協会幹部から『もう1年待て』と言われ、気持ちが切れた」と報じた。