GRAPHIC
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「CARGOCULT」佐藤健寿著
「CARGOCULT」佐藤健寿著 「カーゴ・カルト」とは、南太平洋のメラネシアの島々にかつて存在した不思議な信仰のこと。外側の世界からもたらされるカーゴ=「積み荷」や「物資」に対する信仰だ。 …
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「運慶」六田知弘著
「運慶」六田知弘著 本書を手にとっての感想は、まさに圧巻の一言。平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した仏師・運慶の手による仏像を撮影した写真集だ。 ページを開くとまず目に飛び込ん…
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「空と花とメランコリー 榎本マリコ作品集」榎本マリコ著
「空と花とメランコリー 榎本マリコ作品集」榎本マリコ著 その作品をひと目見たら、誰もが目を離せなくなることだろう。 貞淑という言葉を思い出させるようなレトロなドレスを身にまとった女性の…
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「山旅犬のナツ」服部文祥著
「山旅犬のナツ」服部文祥著 山中で食料を調達しながら山旅をする「サバイバル登山家」のパートナー犬、ナツの物語。 ナツは北海道出身。友人宅の敷地内に勝手にすみ着いた野良犬の娘だ。 …
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「野生の鼓動Part1 日本の鷲」真木広造撮影・監修
「野生の鼓動Part1 日本の鷲」真木広造撮影・監修 世界各地で野鳥の撮影を行ってきた著者の新たな作品集シリーズ。第1弾の本書では、日本国内に生息する野生の鷲類の写真が集成されている。 …
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「忘却の海」内倉真一郎著
「忘却の海」内倉真一郎著 写真家の著者が暮らす宮崎県の町の海水浴場は、清掃が行き届き、美しいビーチが続く。しかし、そこから離れた海辺には、漂着物や不法投棄物が打ち捨てられ、正反対の世界が広がっ…
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「まちのねにすむ」原啓義著
「まちのねにすむ」原啓義著 前回の本欄の主人公が猫だったからというわけではないが、今回はネズミだ。それも、銀座をはじめ、上野、池袋、新宿、渋谷という東京を代表する繁華街に生息するネズミたちを撮…
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「みんなケンジでご機嫌だべや」土肥美帆著
「みんなケンジでご機嫌だべや」土肥美帆著 北海道・小樽の浜辺に暮らすボス猫・ケンジの「ゆるい」日常を撮影した人気写真集の第2弾。 漁師の家で生まれ育ったケンジは現在8歳。体重8.5キロ…
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「南西諸島1200km」加藤久豊・神谷隆史著
「南西諸島1200km」加藤久豊・神谷隆史著 南西諸島は、九州南端から台湾の北東までの海域に198の島々が連なり、その長さは実に本州とほぼ同じ1200キロに及ぶ。 本書は、広大な海原に…
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「とある家族の物語」田中耕三郎写真・日記、田中成人編著
「とある家族の物語」田中耕三郎写真・日記、田中成人編著 昭和39年1月15日、兵庫県西脇市に暮らす田中耕三郎・八重子夫妻に第2子が誕生。成人の日(当時)に生まれたことから成人と名付け、耕三郎氏…
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「新版画の世界」クリス・ウーレンベックほか著古家 満葉翻訳監修 鮫島圭代翻訳
「新版画の世界」クリス・ウーレンベックほか著古家 満葉翻訳監修 鮫島圭代翻訳 浮世絵を収集の対象としてきた欧米では1990年代から20世紀の日本の版画家にも関心が集まるようになった。これらの版…
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「あべとしゆき水彩画集」あべとしゆき著
「あべとしゆき水彩画集」あべとしゆき著 人気水彩画家が自選した風景画192点を収録した作品集。 どこかの山道で出合った風景だろうか、それとも里山の片隅か。深い山並みが控えていることを感…
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「秘宝館」都築響一著
「秘宝館」都築響一著 かつて観光地の「裏名所」としてにぎわっていた全国各地の秘宝館を取材した記録写真集。 若い世代には、秘宝館と聞いても、ピンとこないかもしれないが、性をテーマにした展…
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「今井龍満-偶然を生きるものたち1999-2023」今井龍満著
「今井龍満-偶然を生きるものたち1999-2023」今井龍満著 画家・今井龍満氏のデビュー前の作品から最新作までを集成した画集。 その作品は、体は目の覚めるようなイエロー、そしてピンク…
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「羽田空港アーカイブ 1931-2023」徳間書店責任編集 羽田航空宇宙科学館推進会議監修
「羽田空港アーカイブ 1931-2023」徳間書店責任編集 羽田航空宇宙科学館推進会議監修 日本の空の玄関として親しまれ、「羽田空港」の通称で呼ばれる「東京国際空港」。その原点である「東京(羽…
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「The Coral Triangle 密林珊瑚」古見きゅう著
「The Coral Triangle 密林珊瑚」古見きゅう著 書名の「コーラル・トライアングル」とは、フィリピンとインドネシア、そしてパプアニューギニアを結ぶ赤道直下、南太平洋の三角地帯を指…
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「晴れときどきライカ」落合陽一著
「晴れときどきライカ」落合陽一著 メディアアーティストの著者は、世界中を旅しながら、「心象風景に重なる瞬間を求めて」スナップ写真を撮り続け、その数は年間10万枚にも及ぶという。 本書は…
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「step2」江口寿史著
「step2」江口寿史著 1977年の漫画家デビュー以降、数々のヒット作を生み出し、一世を風靡した著者は、1980年代からはイラストレーターとしても活躍。本書は、そのイラスト作品を編んだ画集だ…
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「里山」今森光彦著
「里山」今森光彦著 滋賀県で生まれ育ち、現在も琵琶湖畔の仰木町に構えたアトリエを拠点に活動する自然写真家の著者が、故郷の里山の四季を撮影した写真集。 春、湖畔の東側、鈴鹿山脈や伊吹山地…
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「希望への道標」川田雅輝著
「希望への道標」川田雅輝著 災害に見舞われたのだろうか。床も、散乱する設備類も、泥水をかぶったあとに乾いて放置されたままに見える工場の内部や、板張りの床に並んだ木の机、その上には使いかけの木琴…