羽川豊の視点 Weekly Watch
-
シェブロンで日本選手は厳しい結果…メジャーでは焦らず、じっと耐えるゴルフが求められる
先週の海外女子メジャー初戦「シェブロン選手権」には、プロアマ8人の日本勢が出場しました。最高は渋野日向子の通算1オーバー・28位です。いっぽう、プレーオフを制してメジャー初優勝のリリア・ブ(米国)は…
-
渋野日向子の「シェブロン選手権」に期待 潜在能力の高さ、意外性は誰にも負けない
先週の男子ツアー「関西オープン」は蝉川泰果がプロ転向6戦目で初優勝を挙げました。昨年は「パナソニックオープン」「日本オープン」と史上初のアマ2勝をマークして一躍時の人になりました。松山英樹、金谷拓実…
-
国内ツアー開幕戦で「20代活躍」という明るい材料 松山英樹もマスターズに間に合いそう
国内男子ツアーが開幕し、先週の「東建ホームメイトカップ」最終日は今平周吾がボギーフリーの8バーディーを奪う猛チャージをかけて逆転でツアー通算8勝目を挙げました。 今平は2018、19年と2年…
-
古江や渋野が活躍する裏で松山英樹は首痛で棄権…今季メジャー初戦を見据えて決断か
先週のLPGAツアー「ドライブオン選手権」は参戦2年目の古江彩佳が1打差3位、渋野日向子が4打差7位で今季初のトップ10入りを決め、日本選手2人が活躍しました。 会場があるアリゾナ州は空気が…
-
松山英樹は今季ベスト5位!「第5のメジャー」でつかんだ復活のきっかけ
第5のメジャーと呼ばれる先週の「ザ・プレーヤーズ選手権」は、直前まで不振だった松山英樹が今季ベストの5位フィニッシュでした。 7年ぶりの連続予選落ちはこれまでの実績からは考えられず、大会前は…
-
渋野日向子のアプローチに見えた好材料 スイング改造はメジャー初戦に間に合えばいい
米女子ゴルフのLPGAツアーで戦う日本選手が毎週、入れ替わるようにトップ10に入り自信をつけています。先週の「HSBC女子世界選手権」は古江彩佳が3位、笹生優花は6位でした。 古江は強みであ…
-
渋野日向子“大胆スイング改造”の吉凶…試合を消化しながら体で覚えていくしかない
LPGAツアー本格参戦2年目の渋野日向子がオフに振り方を大きく変え、自身の今季初戦「ホンダLPGAタイランド」でその成果がどう出るか、不安な部分があったと思います。 昨季はトップで手の位置が…
-
渋野日向子はタイで今季初戦 今年を占う意味でも大事な試合になる
いま多くの日本選手が世界各国でプレーしており、国内ツアーがオフのこの時期に積極的にチャレンジするいい流れができています。男子は米国のPGAツアー、欧州のDPワールドツアー、そしてアジアンツアーに挑戦…
-
金谷拓実が悲願の海外ツアー初優勝 日本ゴルフ界にはこれだけの効果
日本ツアーがオフの今、多くの若い日本選手が国外に飛び出し、世界各地のゴルフ大会に挑戦しています。 そして先週のアジアンツアー「インターナショナルシリーズ・オマーン」では大会2日目に単独トップ…
-
海外で戦うプロは焦らず逆境に強くなる 移動の苦労を知り、精神的にもタフに
先週は欧州男子のDPワールドツアー「アル・ハイマ選手権」(UAE)に日本人4選手が出場して見せ場をつくりました。 星野陸也はトップに3打差の6位フィニッシュ。 トップ10資格で今週の…
-
松山英樹は勝つための準備が整ってきたと見ていい カギは懸案であるパット
松山英樹が先週の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で9位になり、2022-23年シーズン初のトップ10入りを決めました。 8打差15位タイ発進の最終日は、前半に4連続を含む6バーディ…
-
日本6選手がそろうLPGAツアーは面白くなる! 今年から勝みなみ、西村優菜も参戦
PGAツアーでジョン・ラーム(スペイン)の勢いが止まりません。 ハワイで行われた2023年初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」に勝つと、1週休んで先週の「ザ・アメリカンエキ…
-
松山英樹は焦る必要ナシ! ハワイで2戦とも最終日不発だが経験・実績ともに豊富にある
PGAツアー参戦10年目を迎えた松山英樹が、米ハワイ州で2週続けて最終日にスコアを伸ばしきれずに終わりました。 初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」は9位タイ発進の4日目に…
-
松山英樹は21位で2023年スタート…米ツアー参戦10年目は「今までにないミス」に要注意
PGAツアーは先週のハワイで行われた「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で早くも2023年がスタートしました。 そこで改めて勝つ難しさと怖さを思い知らされました。 大会…
-
国内男子プロたちは“常識覆す快挙”がファンを熱狂させることを忘れてはいけない
今年の日本男子ツアーは若手の活躍で大いに盛り上がり、来年につながる好材料が多かったと言えます。 アマチュアだった蝉川泰果(21)が「パナソニックオープン」「日本オープン」と史上初のアマ2勝を…
-
オフにスイングを大きく変えてはいけない 練習と試合では感覚がまったく違う
日本のプロゴルファーは男女ともすべての試合、最終QTが終わってオフに突入し、ホッと一息ついているころです。この時期は、練習よりもスポンサーへの挨拶回りやイベント出席で忙しいでしょう。 そして…
-
海外挑戦はゴルフのスケールが大きくなる ただし適応に時間を要しても、自身を見失わないで
いま日本選手の海外挑戦への道が、広がりを見せています。 来季からのLPGAツアー参戦を目指した勝みなみは最終予選会5位でツアーカードを獲得。西村優菜も24位で、限定出場ながらチャンスをつかみ…
-
谷原秀人連覇のJTカップにみる ベテラン&若手が盛り上げるツアーに明るい兆し
今季男子ツアーの総決算でもある「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は、賞金ランク上位選手が集結し見どころ十分でした。 ただ、12月開催で気温が下がり、気象条件が厳しい中で例年大会が行われます。 …
-
プロのオフは基本に戻って戦える体づくりから 成績が止まった時がシグナル
日本のゴルフツアーは女子プロもシニアプロも先週の大会で今季すべての日程を終え、残った試合は男子プロの最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」だけです。 これからプロは来春までオフに入りますが、…
-
比嘉一貴4勝目の原動力は日本オープンでの悔しさ 集中力がより増し終始冷静だった
先週の「ダンロップフェニックス」で今季4勝目を挙げ、初の賞金王タイトルに大きく近づいた比嘉一貴は集中力がより増してきました。ラウンド中はニコリともしないで、終始冷静でした。 やはり、「日本オ…