日本6選手がそろうLPGAツアーは面白くなる! 今年から勝みなみ、西村優菜も参戦
PGAツアーでジョン・ラーム(スペイン)の勢いが止まりません。
ハワイで行われた2023年初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」に勝つと、1週休んで先週の「ザ・アメリカンエキスプレス」で2戦連続優勝を挙げました。
会場のスタジアムコースは池や背丈以上に深いバンカーが随所にからみ、ショットの精度が求められます。ラームのドライバーショットは310ヤード以上も飛び、ドローボールもフェードボールも自在に打ち分けて、プレッシャーのかかるホールロケーションでは狙ったところに置きにいくような弾道で手堅くスコアを伸ばしていました。
最終日は混戦になりましたが、それでも競り合いになった時に相手にスキを与えない勝負強さが光っていた。ショットが曲がらない安定感があって、そのうえ爆発力も備えた強いラームを印象づける大会になりました。
■ラームの驚異的転戦スケジュール
ラームは188センチ、99キロの恵まれたフィジカルの持ち主であり、なによりも転戦スケジュールがすごい。