プロのオフは基本に戻って戦える体づくりから 成績が止まった時がシグナル
日本のゴルフツアーは女子プロもシニアプロも先週の大会で今季すべての日程を終え、残った試合は男子プロの最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」だけです。
これからプロは来春までオフに入りますが、まず蓄積した疲労を取り除き、体をリフレッシュしてからオフの過ごし方を決めます。
今季優勝できたか、安定した成績を残せたか、来季の出場権を手にできたか、と1年間を振り返ってオフのスケジュールはプロそれぞれ違います。
シード権を落とし、予選会に回るプロは厳しいオフになりますが、好成績だからといって安心できません。好調なゴルフがいつまで続くのか、将来は何も確約されていないからです。
試合に勝ってもツキが味方したのか、狙い通りの展開だったのか、イージーミスはなかったのか、と反省材料はあります。
スイング改造がうまくいったのか、ダメだったのか。飛距離は落ちていないか、狙い通りのショットが打てたのか。グリーン上ではイメージ通りのパットができたのか、とチェック項目はものすごく多く、来季の出場権があるからとオフをのんびり過ごすと、取り返しのつかないことになります。