松山英樹は焦る必要ナシ! ハワイで2戦とも最終日不発だが経験・実績ともに豊富にある
PGAツアー参戦10年目を迎えた松山英樹が、米ハワイ州で2週続けて最終日にスコアを伸ばしきれずに終わりました。
初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」は9位タイ発進の4日目に72とチャージをかけられず21位フィニッシュ。前年チャンピオンとして出場し、活躍が期待された先週の「ソニーオープン」は最終日にスコアを1つ下げ25位タイから48位へと成績を落としました。
2大会とも3日目に上位をうかがう好位置につけながら、最終日にその勢いをつなげることができなかったのです。
昨年から長く首痛など体調不良に悩まされてきただけに2戦続けて4日間プレーできたのは収穫といえますが、どこか不安を抱えているのかもしれない。ただ、スイング中にピリッと痛みが走るのを警戒して、こわごわと体をかばっているかは本人しかわからず、周りは何も言えません。
最終日の低迷は、グリーン上で何度もチャンスを決められず、張り詰めた気持ちが負担になったのかもしれない。新年に向けて取り組んできたショットはすでに出来上がっているのに、パットとのかみ合わせがうまくいかなかったのです。