「受けたい介護がすぐわかる手続き便利帳」小泉仁監修
保険料を払っている割には、必要になったとき、介護保険の利用法が分からない人は多い。まずは地域包括支援センターか役所の介護保険担当部署に行けば、要介護認定の申請の仕方を教えてくれる。認定されたらケアマネジャーに相談すると利用者に合った「ケアプラン」を立ててくれる。認定される前にサービスを受けることも可能だが、「非該当」になった場合はサービス費用は全額自己負担になる。要介護でなく要支援1~2になったら、「介護予防・日常生活支援総合事業」のサービスを受けることになる。訪問入浴介護など、要支援でも受けられるサービスは多い。さまざまなケースを想定して、適切な対応法をアドバイスしてくれる便利な一冊。
(青春出版社 1400円+税)