有吉弘行も頭が上がらない大手芸能プロの存在 事務所上層部との関係に《時代遅れ》の声も
人気タレントの独立が相次ぎ、その存在意義が問い直されている芸能プロ。大手芸能プロ「太田プロダクション」所属の有吉弘行(50)はこのほどテレビ朝日「有吉クイズ」でこう言った。
「俺なんて30年、太田プロにいますけど、いまだに副社長にはヒヒヒって言うだけ。『副社長、僕こうやってやりたいんです』だなんて、一言も言ったことないです。へへへってするだけ」
お笑いコンビ「爆笑問題」の所属プロ「タイタン」の太田光代社長がゲスト出演し、古巣でもある太田プロ社長や副社長に助けられたとのエピソードを披露したときのこと。毒舌で知られる有吉だが、売れっ子となった現在も太田プロ社長や副社長から食事に誘われても「いやいや、私なぞ」と尻込みしているという。太田社長も「タレントのときはそりゃそうですし、最初のうちは本当にコーヒー持つ手が震えた」と有吉に同調していた。そんな時間は無駄と思いながら、恐縮した素振りを見せているだけかも知れないが、業界からはこんな声も。
「事務所幹部に気をつかい、物申すことできない関係であると見た視聴者もいたかもしれませんね。実際どうかは分かりませんが、『芸能界はややこしい』というコメントはありました。でもまあ、そういうタレントと事務所の関係は最近はあまり耳にしなくなりました」(スポーツ紙記者)