“セクハラ疑惑”の振付師が地方で復活との情報…子供を毒牙から守るため親がとるべき行動は
親もダンス指導者をチェックする視点は不可欠
通常、ダンサーネームはファーストネームのみで、本名を開示することは少ない。男女ともに通用する名前も多いため、新たなアカウントを作り、漢字を欧文に、大文字から小文字にしてしまえば過去の履歴も追えなくなる。「5年前のことを知る親としては心配ですが……」(中学生ダンサーの娘を持つ母親)という。
この振付師が、現在もこの手の行為を繰り返しているか詳細は不明だが、もしかつてのような“セクハラ疑惑”行為を続けていたとしたら、いずれ事件化する可能性もある。この手の行為を繰り返す男性のメンタリティーについて、心理学者の富田隆氏はこう推測する。
「ダンスがうまくなりたい、特別な待遇を受けたいという子供の気持ちにつけ込んだ卑劣な行為で反省はない。本人的には『相手が望んでいたのに何が悪い?』と思っているはず。小児性愛というより“コントロールしやすい相手”が女子中高生だったということで、狩り場を変えて繰り返すタイプ。親が子供を守るには、子供とダンサーが二人きりになる環境には置かないこと。そして親同士で情報を共有すべき。こうした被害に遭うと、最初は先生に選ばれた特別な存在だと思ったところが、自分の体をささげないと自己肯定感を得られないなど、ゆがんだ性的関係しか構築されなくなり、”自分の価値を貢ぐこと”と誤変換するホス狂いとも親和性が高くなる。TikTok動画など短時間の動画は、小さな世界の中で力を持っている人に見えてしまいます。親も子供が師と仰ぐ人が大丈夫なのか、ダンススタジオなどクレームが言える場所に通わせることも必要です」
芸能界では、男女問わず、相変わらずダンスグループは大人気。それに憧れてダンサーを志す若者は後を絶たないが、わが子をいかがわしい輩の毒牙から守るためには、親も指導者をチェックする視点は不可欠だ。
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