細貝と中村憲の“傷口”に塩 ザックの懲りないKY発言
ザッケローニにしてみたら「ちゃんとフォローしたよぉ~」というコトなんだろうが…。
15日、日本代表ザッケローニ監督が、ブラジルW杯のメンバー選考の“舞台裏”について語った。
ブンデスリーガ1部ヘルタのMF細貝萌、Jリーグ川崎のMF中村憲剛の2人の名前を挙げて「代表23人に入れるかどうか、ギリギリまで迷った」と話したのである。
細貝、中村憲は「予備登録選手7人」に入っている。しかし、23選手にケガ人が出ない限り、W杯出場はかなわぬ夢となる。
■ルフカイ監督も怒り心頭
細貝はヘルタの主軸としてドイツ組の中で最長出場時間を誇り、ヘルタのルフカイ監督が「ベルリンで素晴らしいシーズンを送ったのに選ばれなかった。まったく理解に苦しむ」と怒り心頭。
細貝自身は大きなショックを受け、選考外についてコメントを残していない。中村憲は「今回の“喪失感”は一生忘れられない」と自身のブログで吐露。さらに「サッカーがあれば前を向いていける。今までやってきたことに悔いはない」と続け、悔しさをにじませながらも前向きコメントを残し、サッカー界以外からも「感動した!」など好意的な意見が相次いだ。