アジア杯で低レベルの相手にてこずった長友佑都の「限界」
アジア杯でベスト4入りを逃した日本代表。その事実は、とてつもなく重たい。DF長友佑都は27日、イタリアに旅立つ際にハッキリとこう言った。
「もっとレベルアップしないとW杯出場も難しくなる。自分でもすごい危機感を持っている」
アジアのW杯出場枠は「4.5」(ブラジルW杯の場合はアジア5位と南米5位が大陸間プレーオフ)。UAEに準々決勝で負けて「4強」を逃すようでは、確かにW杯出場はおぼつかない。
「なぜ長友が悲愴感タップリに《危機感を持っている》と話したか。日本代表の行く末以上に“下り坂”に差し掛かった自分の将来に恐怖を覚えているからです」と話すのは某マスコミ関係者だ。
「ブラジルW杯で惨敗した後、本気で現役引退を口走った長友だが、何とか気を取り直し、完全復活の景気づけのためにもアジア杯連覇! と勇躍オーストラリアに乗り込んだ。ところが、思っていた以上に相手選手にてこずってしまった。マッチアップした選手の大半はレベルの低い自国リーグに所属し、名の通ったクラブの選手なんていない。名門インテルの選手が圧倒的な力の差を見せられず、ショックに打ちひしがれてしまった」