抜擢の原川が劇的弾 U-23手倉森監督に「A代表任せろ」の声

公開日: 更新日:

 いきなりケチがついてしまった。就任直後のU―22アジアカップの1次リーグを1勝2分けで突破したが、決勝トーナメント1回戦でイラクに力負け。ベスト4に残れなかったことで手倉森監督は批判にさらされた。その後もチームづくりが遅々として進まず、JFA関係者から「オヤジギャグばかり連発。人選を誤った」と手厳しい意見も噴出。ところが五輪最終予選に入ると手倉森監督の評価が一変した。

「これまでの五輪代表監督は、1次リーグの初戦と2試合をベストメンバーで戦い、1次リーグを突破できるだけの勝ち点を稼いでおき、3戦目は控え中心で戦って決勝トーナメントに備えるというパターン。手倉森監督は、1次リーグ3試合にフィールド選手20人全員を使うことで競争原理を持ち込み、チームを活性化すると同時に一体感も植え付けた。決勝トーナメントの初戦・準々決勝イラン戦は“負ければアウト”の試合なのに冷静に相手との力関係を測った。『五輪のアジア枠は3。何よりも準決勝に勝って五輪出場を決めるのが大事』と主力組のMF南野と左SB山中を休ませ、イラク戦では、この2人を先発フル出場させた」(サッカー関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末