代表1枠めぐり 皆川夏穂42年ぶり快挙の裏に“骨肉の争い”
結局、その後のW杯の結果などから、昨年の6月に皆川が代表権を得たが、早川とは代表の1枠を巡って、ギリギリまで熾烈な争いを繰り広げた。ロシアで共同生活を送り、苦楽を共にしながら一時は口もきかなかったという。
リオでは個人総合16位に終わったが、同じ目標に向かって汗を流したライバルと国内選考でしのぎを削って急成長。山崎浩子強化本部長は「演技に安定感が出てきた」と高く評価している。
身長170センチの体形なら、ロシア勢にも引けを取らない皆川は東京五輪で飛躍なるか。