ビックマウス近藤健介を襲うWBC以上の重圧 超破格待遇でソフトBは「V奪還の使者」期待

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 さらに1月に出演した北海道の地元番組では、日本ハムの新庄監督をチクリとやった。

 新庄監督は、就任会見で「優勝は目指さない」と発言。しかし、近藤は当初から「矛盾するようだけど僕は勝ちたい」と話しており、番組内でも「やってられないと思ったことはあるか?勝ちにいってたらそう思ったかもしれないけど、勝ちにいってないので」と皮肉。それでも「勝ちたいと思うと、僕だけ(チームと)かけ離れてしまうから」などと複雑な心境を明かしていた。

 それでも、ここまで言った以上はソフトバンクを優勝に導くのは当然。年俸とあわせ、活躍できなければ「口だけか」と言われかねない。

「ただ、ソフトバンクには内川という心強い先駆者がいる。内川も出来高多めの複数年契約でベイスターズからFA移籍。何度も日本一に貢献した。近藤も内川も球界を代表する中距離打者。内川はやや気難しい面があるなどひと癖あったが、2人は打撃技術に一家言あるタイプと共通点も多い」とは球団OBの弁。

 7試合で終わったWBCに対し、シーズンは143試合の長丁場。疲れている暇はなさそうである。

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