プロが甲子園出場校からリストアップした選手は誰だ? 「突出した2人」含む23人を大公開
毎年、この時期になると、スポーツ紙の高校野球面に踊るのが「140キロ右腕」という投手の代名詞だ。
しかし、実際、甲子園に出てくると、球速が130キロに届かず評判倒れのケースも。逆に140キロの速球を投げても棒球で、火だるまになる投手もいる。野手も然り。信頼できるのはプロ球団が目を付けた選手たちではないか。
そこでセ・リーグ球団のあるスカウトから、今年のドラフト用に作成した資料をこっそり見せてもらった。
それによると今回、甲子園出場を決めた学校の中で、飛び抜けた実力をもった選手は投打にひとりずつ。
投手は今センバツ準優勝の報徳学園(兵庫)の今朝丸裕喜、野手は花咲徳栄(埼玉)の石塚裕惺。スカウトによれば、「この2人はドラフト2位以内で指名される可能性が高い逸材」だそうだ。
報徳学園は今朝丸以外に右腕の間木歩、花咲徳栄は投手の上原堆我もリストに載っている。
報徳学園や花咲徳栄同様、複数のプロ注目選手を抱える学校は大阪桐蔭(投手の平嶋桂知、境亮陽、三塁手のラマル・ラタナヤケ、左翼手の徳丸快晴)、広島の広陵(投手の高尾響、捕手の只石貫太、中堅手の浜本遥大)、群馬の健大高崎(捕手の箱山遥人、遊撃手の田中陽翔)の3校だ。