甲子園出場「関西5強」本当の実力…大阪桐蔭、報徳学園、京都国際、智弁学園、智弁和歌山

公開日: 更新日:

 智弁和歌山が昨29日の和歌山大会決勝で近大新宮を破り、2年ぶり27度目の優勝を飾った。

 初戦から無失点で勝ち上がり、九回2死満塁から2失点。1955年以来69年ぶりの全試合無失点優勝はならなかったが、4-2で逃げ切った。

 昨夏はまさかの県大会初戦敗退。中谷仁監督(45)は「去年の初戦敗退から長い1年をかけて、今日この日のゲームのために選手たちは頑張ってきた。本当にうれしい」と安堵の表情を見せた。パの関西担当スカウトが「今年は近畿勢が強いと思う」とこう言った。

「大阪桐蔭はセンバツでは弱いといわれた打力をブラッシュアップしてきた。好調の境、徳丸、内山が得点源となり、ラマルには一発がある。報徳学園(兵庫)は3回戦から4戦連続で完封勝利。ドラフト上位候補の今朝丸と間木を中心に、投手陣の層が厚い。京都国際は準々決勝から3試合連続で2ケタ得点。エース左腕・中崎はプロも注目する左腕で総合力はピカイチです。智弁和歌山は昨年の初戦敗退から見事に復活。智弁学園(奈良)はこの中では少し落ちる感はありますが、5校とも全国制覇してもおかしくないチーム力はあります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動