「斎藤佑樹」擁し初の甲子園へ…昨夏準V仙台育英を撃破した聖和学園の気がかりな点とは?

公開日: 更新日:

「ハンカチ王子」こと斎藤佑樹と同姓同名の選手がいることで話題になっている。

 23日の宮城大会決勝で、昨夏の甲子園準優勝校の仙台育英を8-5で下し、春夏通じて初の甲子園出場を決めた聖和学園のことだ。

 仙台市内にある1930年創立の私立校。2年前の当大会決勝で仙台育英に1-3で敗れるなど近年は県内で上位の成績を残すように。昨秋の県大会は優勝。今春は県3位だった。

 マスコミ関係者がこう言う。

「専用グラウンドの横に室内練習場があり、寮やトレーニングルームも完備。練習環境は整っています。部員は74人。ベンチ入りメンバーのほとんどは地元出身ですが、仙台育英戦に先発したサイドスロー右腕の斎藤佑樹ともうひとりは栃木のボーイズリーグ出身です。決勝で仙台育英のプロ注目の投手陣に19安打を浴びせたように打線に爆発力はある。決勝に駒を進めた2年前も東北高のプロ注目の投手を攻略しましたから。けれども打線は水物。準決勝までの4試合はすべて2点差以内、仙台育英戦も3点差だった。県大会だというのに相手を力でねじ伏せた試合がひとつもないのは気掛かりですね」

 今回のチームは昨秋と今春、東北大会に駒を進めたものの、昨秋は学法石川(福島)、今春は鶴岡東(山形)に初戦で敗れた。全国レベルの高校が集まる甲子園で勝ち進めるか……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷はシーズン後半戦、三冠王へまっしぐら ドジャース投壊がむしろ追い風になる理由

  2. 2

    美川憲一「もういいわ」和田アキ子「ありえない」…切り捨てた重鎮に見捨てられたNHK紅白の末路

  3. 3

    オリンピアンの大甘同情論に透ける「特権意識」…血税注ぎ込まれているだけに厳罰必至の当然

  4. 4

    「重圧は言い訳にならない」とバッサリ、体操界レジェンド池谷幸雄氏が語る「エース不在」の影響

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    松本人志裁判にA子さんいよいよ出廷か…執拗な尾行と知人弁護士との不倫疑惑に怒り

  2. 7

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  3. 8

    体操界は飲酒喫煙「常態化」の衝撃…かつてスポンサー企業もブチギレていた!

  4. 9

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  5. 10

    尾行、妨害、不倫、元女性誌編集長…松本人志vs文春の裁判がスゴいことになってきた