ネット裏スカウトが「金の卵」につけた値段 投手は今朝丸(報徳学園)、藤田(東海大相模)、野手は…

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野手で名前が挙がった遊撃手3人、捕手1人

 野手はどうか。パ・リーグのスカウトが名前を挙げたのは、花咲徳栄(埼玉)の石塚裕惺(181センチ、82キロ、右右)と早実(西東京)の宇野真仁朗(178センチ、81キロ、右右)の遊撃手2人だ。

「石塚は横から投げてミスをするなど、問題があった送球が安定した。肩も強いし、打球に対する入り方もいい。打撃は良いので、プロで打てる大型遊撃手になる可能性があります。宇野はスイングが速くパンチ力がある。守備はグラブさばきは良いが、肩がいまひとつなのでプロでは二塁手かもしれない。石塚はドラフト3位くらい、宇野も3~4位で指名されるかもしれません」

 ドラフト3~4位であれば4000万~5000万円か。

 パ・リーグの別のスカウトは健大高崎(群馬)の捕手・箱山遥人(177センチ、84キロ、右右)と宮崎商の遊撃手兼投手・中村奈一輝(183センチ、70キロ、右右)を評価した。

「箱山は強肩だが、体のキレや身のこなしがいまひとつ。打撃はパンチ力があるけど、タイミングの取り方にクセがある。ただ、素材は良いし、捕手を育てたい球団が指名する可能性はあります。中村は肩も強いし、足も速い。守備は良いが、打撃はモノになるまで時間がかかりそうです。箱山は3位、中村は5位くらいでしょうか」とはこのスカウトの見立てだ。

  ◇  ◇  ◇

 今夏の甲子園は優勝候補と言われていた強豪校がことごとく序盤で姿を消した。いったいなぜか。高校野球で今、何が起きているのか。

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