女子ゴルフ「国内専念組」の本音は…昨季賞金30位でも4600万円以上、有力選手の米挑戦は大歓迎?
ツアー関係者が言う。
「プロ野球選手がみんなメジャーリーガーになりたいと思っているわけではない。女子プロだって同じです。『海外メジャーだけは出られたら出たい』という者はけっこういます。一方で、米ツアー挑戦を迷っている選手に『やめなさい』と助言する近しい関係者も多い。『ツアーで活躍できるのは短い。国内で稼いだ方が賢明』というのが言い分です。確かに、今は賞金が高いので国内でも十分に稼げる。昨季賞金30位でも4600万円以上です。しかも、毎年のように国内のトッププロは主戦場を米国へ移す。大きな壁が次々に消える。岩井姉妹や竹田の米ツアー挑戦は、大歓迎じゃないですか」
今年の国内ツアーは29試合が終わって、竹田と、岩井姉妹だけで12勝もしている。この3人がいなくなれば、確かに「国内組」は優勝のチャンスが広がるか。