女子ゴルフ「国内専念組」の本音は…昨季賞金30位でも4600万円以上、有力選手の米挑戦は大歓迎?

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 今年の米女子ツアーは9人の日本選手が参戦。笹生優花(23)が全米女子オープンを制し、古江彩佳(24)がエビアン選手権に優勝。海外メジャーで2勝を挙げ、日本勢の力を見せつけた。

 先月、岩井明愛(22)、千怜(22)の姉妹が同ツアーの来季出場権を懸けて、12月の最終予選会の出場を表明。神谷そら(21)と原英莉花(25)は2次予選会から受ける。先週の日本女子オープンに勝って今季7勝目を挙げた竹田麗央(21)も、公式戦2勝で5年の複数年シードを得たことで最終予選会への挑戦に前向きになり、10月8日の締め切りまでにエントリーするとみられている。

 来季以降も彼女たちに続く者は出てくるだろうが、すべての女子プロが海外志向というわけではない。

 今季から米ツアーに参戦している国内13勝の稲見萌寧(25)や同3勝で公式戦にも勝っている吉田優利(24)は予選さえ通らない。国内8勝で日本女子オープンを連覇した勝みなみ(26)も苦戦しているし、参戦3年目の渋野日向子(25)も優勝はなし。そんな現実を見て、「私では通用しない」と米ツアー挑戦を諦めている者も少なくないという。

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