世界ゴルフ新潮流
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日本ゴルフ界にもはびこる「ジェンダーギャップ」の数々
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、不適切発言によって世界中から非難され、辞任に追い込まれた。 これは、わが国で「ジェンダーギャップ」(男女格差)がよく理解されていない根深い問…
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日本ツアーの脆弱さコロナで露呈…スポンサーばかりを優先
新型コロナウイルスが国内で初めて感染確認されてから1年が経つが、拡大するばかりで一向に収束のメドが見えず、2度目の緊急事態宣言が年明けに発令された。スポーツイベントは開催にさまざまな制約を受けること…
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メジャー賞金をランキングに加えない狭量な日本女子ツアー
コロナ禍により6月から12月へと半年遅れの開催となった女子メジャー「全米女子オープン」では渋野日向子(22)が優勝争いの大活躍を見せた。悪天候で月曜日に順延となった最終日に渋野は単独首位スタート。昨…
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無観客を続行 日本ゴルフ界の問題は組織形態とファン不在
新型コロナウイルス感染予防のために、当初は無観客を続けていたさまざまなスポーツイベントも、「ファンの楽しみをこれ以上奪ってはいけない」と大幅な緩和に向けて動き出している。そんな中でプロゴルフ大会だけ…
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アマ河本力の大偉業達成をぶっ潰した JGAのルール認識不足
日本ゴルフ協会と公共放送NHKのお粗末極まりない出来事が起きた。 今月行われた日本オープン(千葉・紫CCすみれC)での“事件”であり、大会3日目に首位発進からプロと互角の上位争いを演じたアマ…
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日本人プロ「リスク&リウォード」の真理がわかっていない
初秋の9月に入って、無観客ではあるが、ようやく開催された男子ゴルフのフジサンケイクラシック(山梨県・富士桜CC)。次の大会は、40日も後の日本オープン(10月15~18日、千葉・紫CC)。コロナ禍の…
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米ツアーは懸命に大会開催 日本ゴルフ界は覚悟が足りない
日本ゴルフツアー機構(JGTO)や日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、選手と競技委員の派遣団体で、ゴルフ大会開催に何の権限も能力もないことが、コロナ禍で露呈されてしまった。 コロナは世界…
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苦境のゴルフツアーに救世主 ISPS半田会長が4大会開催発表
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国内ゴルフ大会は軒並み中止に追い込まれてツアープロが困窮している中、救世主が現れた。 この夏に急きょ4大会開催を発表したISPS(国際スポーツ振興協会・半…
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元日本ゴルフツアー機構副会長にJGTOの問題点を直撃
新型コロナウイルス感染拡大のためスポーツイベントは世界中で軒並み中止に追い込まれた。わが国のゴルフ大会も直撃した。女子ツアーは今週「アース・モンダミンカップ」が1試合だけ開催されている。だが男子ツア…
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主要ゴルフ団体のリスクマネジメント欠如 JGAの罪は大きい
主要ゴルフ5団体が、新型コロナウイルス対策に共通のガイドラインを20日に発表した。5団体とは、日本ゴルフ協会(JGA)、日本ゴルフツアー機構(JGTO)、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)、日本プ…
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コロナ禍で試合中止…プロゴルファーは今こそ情報発信を
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない。国民は不安に怯える一方だ。自粛要請で生活を楽しむ余裕はなくストレスがたまる一方だろう。こんな時こそファンあっての人気商売の出番だ。 サッカー…
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反対選手を無視 青木功会長3期目スタートで破滅に進むJGTO
日本男子ツアーはこの期に及んでもまだ危機感が希薄のようだ。 主だったツアープロ41人が「安心してプレーできない」と要求した3理事が解任されるのか、それとも青木功会長が腹心の3理事を守るのか、…
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レジェンド青木効果無し…男子ツアー人気回復へのイバラ道
日本の男女ツアープロ人気は一昔前と完全に立場が逆転した。 年間37試合の女子ツアーに比べ、男子ツアーは25試合しかなく、試合日程は相変わらず歯抜け状態が続く。 そんなジリ貧状態をなん…
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トラブル続出…調整能力欠くJGTOは男子ツアーを潰す気か
シンガポールでシーズンが開幕した2020年日本男子ツアーは、前年と同じ25試合で行われる。 2増2減と帳尻は合って、数字だけで見ると現状維持であり、可もなく不可もなしといった感じだ。 …
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2位選手に優勝賞金 粗末な日本男女ツアーの根底にあるもの
国内男女ツアーは2019年もさまざまな問題点が浮上した。低迷を続ける男子ツアーには人気回復にどうしても越えなければならない壁がいくつかある。その問題点を検証してみた。 男子ツアーは今月9日に…
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国内男子ツアー人気低迷は一部の“暴走理事”に原因がある
男子ツアーの低迷に歯止めがかからない。 試合は減少する一方で、毎週開催される女子ツアーと違い、年間スケジュールは“歯抜け”状態。そして、来季も1、2試合のスポンサー撤退が噂されている。ギャラ…
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スケールは10倍以上…大会規模が如実に語る日米ツアー格差
日本で初めて開催された米ツアー「ZOZO選手権」。タイガー・ウッズが通算19アンダーで完全優勝し、会場は大いに沸いた。ウッズだけでなく、ローリー・マキロイ、ゲーリー・ウッドランドらメジャータイトルを…
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男子ツアー復活ムードに水差す JGTO青木会長の“暴走”発覚
選手会長の石川遼が公式戦の日本プロ選手権、セガサミーカップの2試合連続優勝。その後も毎試合上位争いに加わる好プレーを見せて男子大会が活況を呈してきた。 頼みのスタープロの復活で、長く低迷する…
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海外ツアーは選手にチャレンジ促すコース設定だから面白い
米女子ツアーは、今季から「Aonリスクリワードチャレンジ」賞をスタートした。リスク(危険)とリワード(報酬)を対比させたもので、文字通り危険に挑戦し、成功したものには、ご褒美という意味合いがある。 …
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世界とは比べものにならないお粗末なわが国コーチシステム
米ツアー3勝の畑岡奈紗(20)や若手男子の星野陸也(23)を指導する中嶋常幸(64)。 そして、黄金世代で今季リゾートトラストレディスで初勝利を遂げた原英莉花(20)や、先の日本女子アマ選手…